甲鉄城のカバネリ前日譚の暁のネタバレとあらすじや小説の感想

kabaneri

TVアニメ『甲鉄城のカバネリ』の前日譚となる小説『暁』は、

アニメ『甲鉄城のカバネリ』の設定統括を担当した笠岡淳平さんが書いた本編の前日譚の小説です。

暁はアニメに繋がる本編より2年前の3日間の出来事。

アニメを見た後では生駒や来栖の過去に「そういうことだったんだ!」と思うことや

アニメを見たことのない人でも本編には出てこない男女の結末や登場人物の想いに感動する小説になっています。

アニメについての2期情報や謎や伏線についてはこちらに書いています。)

暁を読むまでは内容を知りたくないという方は

これより先、暁のあらすじやネタバレをしていきますのでご注意ください

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甲鉄城のカバネリの前日譚『暁』のあらすじ

本編の2年前となる主人公・生駒が15歳のときの3日間の出来事。

生駒は12歳のときにたったひとりの身内である妹がカバネに襲われ

何もできずに見捨てて逃げ出してから、心も尊厳も何もかも失った。

それから3年、生駒はカバネを倒せる力を手に入れるために

それまでの八雲駅から技術と知識を得るために顕金駅に移り、蒸気鍛冶になった

妹の仇をとるまではと過酷な毎日を過ごしていた。
 
 
ある日、カバネの疑いのある女が脱走し、上侍が斬られ下侍が失踪していた。

カバネになるまでの潜伏期間は3日間。

生駒はカバネ化するかもしれない女を追い

父親不在のため領主代行の菖蒲が事件を取り仕切り

同じ下侍の来栖が事件の闇に気付く、3人それぞれの立場、視点で描かれている。

 
 

甲鉄城のカバネリの前日譚『暁』のネタバレ

・ある日、検閲所からカバネの疑いがある女(お菊)が脱走し、ひとりの上侍(男鹿)が何者かに斬られ下侍(将吾)も失踪していた。

・父親である領主が不在だったため、領主代行の菖蒲(あやめ)が事件を取り仕切る。

・カバネの死骸を捨てに行く仕事を逞生(たくみ)としていた生駒は脱走したお菊をひとりで探しにいくというが逞生も一緒に探すことにする。

・脱走したお菊が将吾とともにいるところを生駒が見つける。

・が、生駒は流民街の自警団に暴行され見失い、逞生に助けられる。

・その後、逞生が逃げていたお菊と将吾のところへ生駒を連れていく。

・斬られた男鹿によりお菊が襲われそうになったところを将吾が助けたのだが、それには理由があった。

・逃げきれないと観念した将吾と生駒たちが話している間にお菊がカバネ化してしまう。

・一方で、事件の裏で僧正と上役による悪企みを知った来栖(くるす)は吉備士(きびと)とともに不正を暴く。

生駒、逞生、巣刈と連携しカバネを退治、上役に刀を向けた来栖は腹を切る覚悟をしたものの菖蒲によって許される。

・帰ってきた領主に来栖が事を報告、領主により聞かされたのは来栖の父のことだった。

・(エピローグ)事件の最中に生駒と菖蒲たちが接触することはなかったが、

2年後にこの時の話をそれぞれが話しお互いの活躍を知ることになる。

 
 

本編との関係や裏話

逞生といて自分の本心に気付いた生駒

生駒がお菊を捜すと言ったときに逞生 は自分も一緒に捜すと申し出、二人で行動するようになった3日間。

生駒は自分のカバネの研究に目を輝かせて聞いてくれる逞生にこれまでにない幸せを感じていた。

戦う力が欲しいと思う奥底には『誰かに必要とされたかった』ことに気付いた生駒。

誰かの役に立っているかなんて悩みのない、それが自然にできている逞生が羨ましかった。
 
 
 
お菊を逃がしたのは逞生だった

逞生 はカバネの嫌疑をかけられ酷い目にあっていたお菊を不憫に思い、

逃がすために隠していたところへ男鹿が来て見つかってしまう。

お菊を手籠めにしようとしたところを将吾が止めるが、おかまいなしに襲い掛かる男鹿。

そこで将吾は無我夢中に刀を抜いて男鹿を後ろから斬りつけてしまった。

お菊は将吾の親友の妹だった。

親友亡き後、お菊を守る約束していた将吾は切腹するまではお菊を守りたくて逃げていた。

身を寄せ合う二人には深い愛情がにじみ出ていた。

お菊に憧れていた逞生は知っているんだろうか。

何かにじっと耐えているかのような逞生をみて

ーああ、知っているんだなー と理解した。

お菊と将吾の間柄を知っていて逞生は危険な橋を渡って二人を助けた。

逞生はお菊を助けたい、ただそれだけだったんだと生駒にはわかった。
 
 
 
生駒の眼鏡は逞生からのプレゼントだった

ノミの市で見つけたと片方のレンズのない眼鏡を渡す逞生。

「お前、目が悪いし、ちょっとは助けになるかもしれないだろ

身を引く生駒に眼鏡をかけてあげる逞生。

どこかぼんやりとして、なにもかもが不明瞭だった生駒の周りの世界

それが少しだけ善く見えるようになっていた。(終)

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甲鉄城のカバネリの前日譚『暁』の感想

生駒、逞生、来栖、菖蒲の他にも鰍や巣刈、鈴木やゆきなが出てきますが

それぞれが想いをもった、そのシーンの主人公でした。

本編よりもカバネの生態に関して詳しく書かれていたり

生駒がカバネにならないために首を絞めるのを思いつくシーン

ツラヌキ筒が完成するきっかけがあったりと

読んだ後にもう一度本編のアニメを見たくなりました。
 
 
ネット上の感想をみてみます。

登場人物の心情が細かく描かれていて、アニメに思いを馳せた人も多かったようです。
 
 

『暁』を読まれた方はぜひ感想をコメント欄で教えてくださいね。
 
 

まとめ

309ページの小説ですが、挿絵もあり、それぞれの視点で物語が進んでいくのでとても読みやすく

ラストのカバネを退治するシーンでは、アニメを見てるような展開でドキドキしました。

ここには書ききれなかった生駒の心が開かれていく様子やひとりで生きていたときのこと

来栖にもつらい過去があった話などもありますから、ぜひ『暁』を読んでみてくださいね。

以上、『甲鉄城のカバネリ前日譚の暁のネタバレとあらすじや小説の感想』でした。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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One Response to “甲鉄城のカバネリ前日譚の暁のネタバレとあらすじや小説の感想”

  1. […] 突然、現れたカバネリという設定ですが、どのようにしてできたのでしょう。 小説【甲鉄城のカバネリ 暁】に書かれています。(暁のネタバレはこちらで紹介しています) […]

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