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100万円の女たちの犯人ネタバレとエピローグの意味や結末考察

売れない小説家に100万円の家賃を払う女たちが共同生活するミステリー漫画『100万円の女たち』(作者:青野春秋)。

2017年4月には実写ドラマ化した原作の漫画『100万円の女たち』の犯人ネタバレや

最終巻4巻に描かれた完結後の衝撃のエピローグの意味や結末の考察をしたいと思います。

(ストーリーの内容は【漫画】100万円の女たちの4巻最終回の結末までネタバレ にあります。)

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招待状を送った真犯人とその内容

女たちは招待状をもらい、道間の家にやってきました。

道間がみどりから聞いた招待状の内容は次のものでした。

招待状の内容

・道間の出身地、出身校、職歴

・当時の交際相手、交友関係

・小説でデビューしたこと、売れていないこと

・道間の家族のこと

・入居の条件は家賃100万円

・自分の素性は言わない

・部屋に道間をいれない

・そして命を失う可能性があること

その招待状を送ったのは

小林佑希 でした。

本名は矢野恵(やの めぐみ)

道間たちには夫は不動産屋を経営していると言っていましたが

夫・矢野景介はフィクサーであり重度の脳梗塞で意識が戻らない状態で入院中。

(フィクサー=政治・行政や企業の営利活動における意思決定の際に、正規の手続きを経ずに決定に対して影響を与える手段・人脈を持つ人物を指す。)

夫とは家政婦をしていてプロポーズされ結婚しています。
 
 

佑季の狙いは何だったのか?

佑希の目的は何だったのでしょうか?

最後に道間と話したときに理由をいっています。

父親が凶器で使った同じ包丁を差し出し、自分を止められるのはあなただけと。

「ぼくは人を殺さない・・・」(道間)

「いいえ 『殺せない』んですよ」(佑希)

だから道間を選んだと。

道間の本を全て読んだ佑希は『この人は殺人に非常に抵抗がある』と思い

包丁を持たせた道間に「それが『殺意』ですよ」と教えるように言っています。

佑希は道間に殺意を抱かせたかったのでしょうか。

「これからの小説を楽しみにしている」(佑季)と

殺意という感情を持った道間の作品が佑季によって変わるのが見たかったのかもしれませんね。
 
 
「あなたで遊ぶのは、これでもうおしまいです。

 私はまた新しい人間(おもちゃ)を見つけますので」

大金と人脈があればできないことは何もないとも言っていた佑希。

「知識があっても知恵がないと意味がありませんけどね」

と喫茶店で会った森口に言っていたように(2巻)

自分が持っている大金と人脈を知恵として使いたかったのかもしれません。
 
 

女たちはなぜ命をかけて同居したのか?

では、女たちは100万円の家賃と命を失う可能性まであることを承知で同居したのでしょう。
 
 
女たちはそれぞれ大金を持っていました。

高校生の鈴村みどりは宝くじで当たった10億円

塚本ひとみは父親が人気作家でその遺産を相続していた

開菜々果は世界的な女優で高額な収入

白川美波は特別な高級倶楽部を経営

100万円を支払える家賃はそれぞれ持っていました。
 
 
有り余るお金を持っていたとしても、なぜ命をかけて同居したのか?

次に同居の理由を考察してみたいと思います。
 
 

命をかけてまで同居した理由とは?

道間は作中の回想で女たちが家に来た理由を考えていました。

美波の「世の中には人間の数だけ価値観の違いがあるの」

という言葉を思い出しながら
 
 
- 女たちは「自分は死なない」と思っていたのか

死ぬ可能性のある共同生活でも

その緊迫感をおもしろそうと思ったのか ー
 
 
道間の(男性側の)視点だとそれぞれの価値観で来たのだろうということでした。

では女たちはどんな価値観を持っていたのか、次に振り返ってみます。
 
 

道間を愛した女たち

奈々果は道間の小説は全部読んでいて主演をやりたいと言っていました。

「あんな、感情をセリフや行動で表さない人物、演じたいに決まってる。」

理屈で小説を書く花木には「表現の世界なめんなよ」(奈々果)と言っていましたから

表現者として道間の作品に強く惹かれていた様子が伺えます。
 
 
美波は道間とのキスが実はファーストキスで

30年間でひとり抱かれた経験の相手が実の父親。

「あんたなら私の呪いを解いてくれる気がしたの」と道間に言っています。

過去の呪縛からの解放を道間に求めていました。
 
 
みどりは裸になって道間に「経験すれば強くなれますか?」と聞いています。

二択を迫られた道間は「ならないよ」と答え

みどりが18歳になったその時は「喜んで」と答えています。

みどりは成人ではなかったことから10億円の当選金受け取りのため武に頼らざるを得ませんでした。

育ってきた施設も嫌だったみどり。

大人になること、強くなることを道間に求めたのかもしれません。
 
 
そして、佑季を除く4人の女たちの道間への気持ちは

ひとみが道間に言った言葉に集約されているような気がします。

「そんなに 理由や理屈がないと 生きてちゃいけないですか?

 私は理由も理屈もなく あなたのことが好きなんです」(ひとみ)

道間に惹かれた女たちは理屈や理由が必要なかったと。

そして招待状にあった「命を失う可能性がある」というのを

ひとみは道間の命のことだと思い、毎日道間のそばでヨガをして守っていました。
 
 
女たちは理屈抜きで道間に惹かれ、道間を守りたかった

そんな気がします。

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エピローグの意味を考察

漫画の単行本4巻の最終回のあとにエピローグが掲載されています。

(エピローグの内容はこちら⇒【漫画】100万円の女たちの4巻最終回の結末までネタバレ

砂子と武が佑季(矢野恵)の部下に監禁され、報復されてしまいました。

10本の指を切られても口を割らなかった武。

二人が消されたことは衝撃的でした。

読者の中にはみどりを心配する声もありました。

男が「これで報復はすべて終わった」と言っていたことから

道間やみどりに危害が加えられることはなさそうで安心ですね。

エピローグで砂子たちが描かれたのは、フィクサーの妻である佑季が行方不明では

道間だってただでは済まないだろうというファンの声に応えた意味もあったのかなと感じます。

 
 

みどりのその後

そしてエピローグではみどりが施設に1000万円を寄付し

部屋を契約する時の名前が『 白川 美波』でした。

みどりは未成年ですからひとりでは契約ができないことから『白川美波』として生きていくことにしたのでしょうか。

白川美波は命を狙われるのはわかっていましたから、闇の人脈から

遺産をそのまま白川美波として受け継げるようにしておいたのかもしれませんね。

同居しているときは一番仲が悪かったみどりと美波。

「くやしいって 大事よ」

美波はくやしさでみどりの生きていく感情を揺り起こしたかったのかもしれません。

「美波さん・・ この気持ち一生忘れませんからね・・・」

くやしいという感情を手に入れたみどり。

エピローグ最後のみどりの顔の表情が明るかったのが

その後の幸せなみどりを表しているようでした。
 
 
ただ
原作コミック『100万円の女たち』を読み直すと読むたびにいろんな考察ができます。

最後のみどりは白川美波と同じ服装をしてるんですよね。

あなたはどう考察しますか?
 
 
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立ち読みも無料でできますので、漫画を読んで考察してみてください。

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『100万円の女たち』をすでに持っている場合は

他の漫画や雑誌、映画など新作に使えるので使わないと損ですね。

読んだらあなたの考察をぜひ教えてくださいね。
 
 

まとめ

以上、『100万円の女たちの犯人ネタバレとエピローグの意味や結末考察』でした。

美波のいうように人それぞれ価値観が違いますから

『100万円の女たち』を読んで感想も様々あると思います。

ぜひ、私はこう思ったよ!など下のコメント欄から聞かせてもらえると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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One Response to “100万円の女たちの犯人ネタバレとエピローグの意味や結末考察”

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