【漫画】僕たちがやりましたの最終回のオチと結末までネタバレ
そこそこ幸せに満足していた若者たちの青春逃亡劇を描いた
『僕たちがやりました』(作者:荒木光)。
実写不可能とまでいわれた超問題作ですが
7月より窪田正孝主演、三浦翔平、水川あさみなど実力派俳優で脇を固め
火曜9時枠、関テレ・フジテレビ系列での実写ドラマが始まりました。
今回はその気になる超問題作『僕たちがやりました』の原作漫画の
最終回までのオチと結末についてネタバレしていきたいと思います。
最終巻9巻のオチと結末までネタバレ
まず全9巻の『僕たちがやりました』の1巻から8巻までのあらすじを紹介します。
漫画1巻~8巻までのあらすじとネタバレ
・高校生のトビオ、仲間たちとそこそこ楽しく生きる事に満足していた。
・ある日、仲間のマルがボコボコにされた事にいつもなら笑うのに怒る。
・トビオ、マル、伊佐美、頼れる金持ちニートのパイセンの4人で復讐を敢行。
・深夜に不良高に忍び込み爆弾を設置、窓を割る程度のイタズラ爆弾を起爆
・ちょっとしたイタズラの結末はプロパンガスに引火し学校の一角が吹き飛び
死者10人、トビオ達4人は犯罪者になる。
・パイセンの財力に頼り国外逃亡を図る4人。空港で待ち合わせをするが、
合流する直前、パイセンが逮捕されトビオの人生が詰む。
・仲間に裏切られ所持金を持ち逃げされ、さらに警察だけでなく
報復の為、不良たちがトビオを探している事が判明
・トビオ、家にも帰れず頼る当てもなく残飯を漁るホームレスとして生きることになる。
・真犯人の自首によりパイセン釈放される。
・しかし、この真犯人は裏社会で顔の利くパイセンの父の仕込みで
もみ消すためだけのでっち上げだと判明する。
・黙っていれば大丈夫と結論つける4人に対し、警部補の飯室は
『幸せを感じるたびに人の命を奪った事を思い出せ』という呪いの言葉を4人に送る。
・トビオ、久しぶりに蓮子と話をし、家に帰り幸せを感じるが
同時に『幸せが気持ち悪い』と感じトビオは屋上から飛び降りる。
・トビオ、奇跡的に生き残り、生まれ変わる事を決意
市橋と友人に、蓮子と恋人関係になる。
・一方、同じく呪いの言葉をかけられた3人もそれぞれ苦悩しながら日常を送る。
友人の市橋、自殺。トビオの本性を知らないまま、自分の分も幸せになれと告げる。
・トビオ、市橋の自殺をきっかけに自首を決意。
・他の3人もそれぞれ伊佐美は今宵と子供の為に、マルは友達のいない寂しさに気づいた為、
そしてパイセンは父の面子を潰すために自首を決意する。
・しかし、警察に自首してもパイセンの父にもみ消されるだけなので
4人はイベントを乗っ取りSNSで拡散しテレビカメラの前で
『僕たちが!!やりました』と宣言する。
・解放感に浸る4人にまっていた結末はパイセンの父による逆襲。
・パイセンの父は部下を使い4人を拉致し、強く脅すとパイセン以外釈放
パイセンだけ取り残される。
・それに不服を覚えたトビオは最後まで残るが
これが逆にアダとなりパイセンが部下の脇腹にナイフを刺し、警察に連行される。
・一緒にいたトビオもパイセンと共にパトカーで連行されるが
その直前、前日もう一生逢いたくないと別れの言葉を告げた蓮子が現れ
パトカーまで駆け寄ると、トビオにキスをし、待っていると告げる。
最終回のオチと結末までネタバレ
・警察に連行されたトビオにまっていた罪状は無実
4人で行った命がけのゲリラライブの結末はパイセンの父によってもみ消されるという
なんとも閉まらないオチだった。
・さらに、爆破事件の事も結局うやむやにされ、トビオは完全な無実。
・むしろパイセンによって騙された不幸な高校生という被害者にされる始末。
・パイセンの父は資産の7割を失い、さらにパイセン自身、親と縁を切られ
刑務所で服役することになったものの、世界は特に大きく変わらず
トビオの訴えは聞き流されるだけ
・『俺達が生命を懸けて投げた革命は、世界にとってはただの小石だった。何も起こせなかった』
10年後
・トビオは弱小芸能プロダクションのマネージャーになっていた。
・蓮子とはお互い深く愛し合っていたが一連の事件を思い出し耐えきれなくて別れた。
・今は「夏っちゃん」という恋人と結婚間近。
・自分を騙しながらも幸せを享受していたある日
10年の服役を終え出所したパイセンからトビオ達3人に集合がかかる。
・10年ぶりのパイセンはやせ細り、別人のようになっていた。
・マルはミトコンドリア水というマルチ商法に手を出し年収3000万の金持ちに
伊佐美は今宵と結婚し2児の父になっていた。
・それぞれがそれなりの幸せを感じていたが伊佐美のうかつな一言で
トビオと伊佐美が仲違いし、涙ながらにパイセンがもう会わない方がいい去っていく。
・夏っちゃん妊娠発覚、トビオは父になる。
・そしてその幸せで10年前のやり直せない過去に蓋をする。
・トビオはかつての自分のようなそこそこで終わりたくない
ヒーロー願望を持った少年にナイフで刺される。
・しかし、偶然、ナイフは空を切り、脇腹をかすめただけ
少年は凡人から抜け出すためにトビオを再び殺そうとすると
「待ってたよぉ。いつかこんな日が来てくれたらって…思ってたんだよ…」
とまさかの言葉を掛けられ、さらに失敗しないよう上着を脱いで刺せと迫る。
「生きてちゃいけない人間なんだよ俺は!!ほらぁぁあ!?」
・トビオの狂気に少年は恐れをなして去っていく。
・死に損なったトビオはまた「幸せ」を演じる日常へと戻っていく。
・産婦人科でたまたま蓮子と再会するトビオ。
・ヒドい別れ方をした蓮子も今、幸せを掴んでおり
トビオに対し「よかった、生きてて。頑張ったね」と優しい言葉をかける。
・その言葉に耐えきれなかったトビオは逢わないと決めたパイセンに連絡する。
「実は俺な、芸人なろうと思うてんねーん」
いきなり夢を語りだすパイセンにトビオは啞然とする。
・犯罪者なのに、前科者なのに、トビオはパイセンを罵り、怒りを露にする。
「生きてんねんから、しゃあないやろ」
「かまへん、人間みんなズルいんやからぁ♪」
「…でも俺らはなぁトビオ。
普通の『幸せ』を感じるセンサーがもうイカれてもうてるんやと思うねん。
だからたまーに『消えたくなる』のが生きてる証拠やん?」
・しかし、パイセンの言葉はトビオの中の淀みが洗い流していく。
そう、トビオはこのとんでもないバカに救われたのだ。
・夏っちゃんは無事、元気な男の子を出産した。
・トビオは未だに時々消えたくなるが、そこそこ幸せだ。
・ただそれでも、いつか、もし耐えきれない日が来たら、その時は…
死ねばいいだけの話だろ
・トビオは爆破事件のときのことを思い出す。
・不良校が派手にぶっ飛び、大勢の人間が苦しんでいたその時…
何故か狂気をはらんだ笑顔を浮かべていたことを
まとめ
目は口ほどにものをいうという言葉がありますが
まさにそれを体現したような作品でした。
今回、実写化にともない1巻から手に取り読みましたが
あらすじやネタバレでは表現しきれない、強いメッセージ性をはらんだ作品だと思います。
特に最終巻、最終話、最後のページのオチの部分、狂気をはらんだトビオの笑顔は
脳裏にこびりつくような間違ってもハッピーエンドとは思えない絵でした。
ハッピーエンドでもバッドエンドでもましてやトゥルーエンドでもないこと終わり方に
賛否両論だとはおもいますがあなたはどう感じましたか?
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この本を読んで何も感じない人はおそらくいないと思います。
そして同じ事を感じる人もいないと思います。
なので、是非一度、手に取って読んでみてください。
読んだらどんな感想を持ったのか下のコメント欄から教えてもらえるとうれしいです。
以上、人生観を変えるほどのインパクトと壮絶なオチをつけた作品
『【漫画】僕たちがやりましたの最終回のオチと結末までネタバレ』でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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