【漫画】デビルマンの最終回の結末ネタバレと衝撃のラストの感想
「マジンガーZ」や「キューティーハニー」でお馴染み永井豪の傑作「デビルマン」
タイトルを「DEVILMANCRYBABY」と装いを新たにし
2018年1月よりNETFLIXにて全世界独占放送を開始しました。
今回はこの「デビルマン」のあまり知られていない原作マンガの内容と
その衝撃の結末についてまとめていきたいと思います。
デビルマン衝撃の結末のネタバレ
マンガ版デビルマンは主人公の不動明と親友の飛鳥了がヒロインの美樹を
不良から助ける所から物語が始まります。
明は了に頼まれ、悪魔の存在を教えられ、悪魔に対抗する為、了の父が残した資料を元に
デーモン召喚の儀式を行いデーモンのアモンを召喚。
アモンは了に目もくれず明の身体を乗っ取ろうとするが明も必死に抵抗。
精神世界でなんとか競り勝ち明は悪魔の肉体と人間の心を持ったデビルマンとなります。
デビルマンとなった明は了の指示の元次々と悪魔を倒す。
しかし、悪魔もただ明にやられっぱなしではなかった。
悪魔は他の生物を取り込む事で進化する力をもっており
テレパシーを操る悪魔や殺した人間の狂気の顔を甲羅中に張り付けた悪魔などなど
明の前に強力な悪魔が現れ、苦しめます。
何とか全てを撃退する明ですが、徐々に知恵をつけた悪魔たちは
人間の身体を乗っ取る事を思いつきます。
そして異形の姿をした悪魔、普通の人間、人間の身体を持つ悪魔という混沌とした世界は
悪魔狩りと称した人間同士の殺し合いが発生。人間対悪魔の構図が崩れてしまう。
さらに悪魔は国の中枢人物の身体を乗っ取る事で国そのものを動かしだす。
ついには人間が治める国同士の戦争が勃発。
人間世界は崩壊への歩みを進める大惨事となる。
明は人間を守る為、懸命に戦い続けたが、人間同士の争いを目のあたりにし
自分が命がけで守ってきた人間は本当に守る価値があるのか苦悩する。
しかし、事態はさらに明を悲劇へといざなう。
明の親友、了の裏切りによりデビルマンの正体が明だとテレビに露見され
世界中の人々から命を狙われることになる。
了の正体は男とも女ともとれる両性具有の美しい姿をした
神から悪魔へと堕天した大悪魔サタンだった。
了は明をデビルマンにした真の理由は明を殺したくないからだと告げられ
共に歩もうと提案されるが、明は人間を守る選択を選ぶ。
しかし、明が選択した人間によって明の友人たちは次々と命を狙われ
ついには最愛の人、美樹まで狂った人間たちにより殺され
生首を槍などで突き刺すなどあまりにグロい姿にさらされてしまう。
この事でデビルマンはついに人間はケモノ以下だと考えるようになり
美樹に手を下した人を復讐し、目的と希望を全て失ってしまう。
明は美樹を失い、途方にくれるが、やがて悪魔を全て滅ぼし
デビルマンが生き残る為に戦いだす。
そして20年後、世界はサタン率いる悪魔たちとデビルマンによる最終戦争が勃発。
野は焼け世界が崩壊する中、明と了は激闘の末、了が勝利を収める。
そして悪魔たちが狂ったように喜ぶ中、デビルマン、明は静かに息を引き取り
そんな姿をすぐ横でサタンの姿のままの了は
親友の死にただ涙を流すだけだった。
ーーーネタバレ終わりーーー
衝撃的な結末でしたが、デビルマンのスピンオフである「デビルマンレディー」を知っていますか?
デビルマンが女性版なので官能的なシーンありダークな物語は本作そのもの。
そして「デビルマンレディー」の結末は・・・
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感想まとめ
読者の感想をまとめてみました。
・アニメが好きだったので読みました。こんな救いのない話だなんて少しショック。
・何度読んでも飽きない名作。バッドエンドだけど一度は読むべきだと思う。
・40年以上前のたった5冊の本なのにこれほど生を実感できる作品は他にない。
・デビルマンは名作はいつまでたっても色褪せることなく名作だと教えてくれた。
・これほど見ごたえのある作品は中々ない。バランスが絶妙だと思う。
あなたはどんな感想を持ちましたか?
下のコメント欄から教えてもらえるとうれしいです。
まとめ
意外と知られていない「デビルマン」の結末は主人公、明の死亡で幕を閉じます。
アニメしか知らない方には正義の味方、デビルマンの死は信じられないかも知れませんが
この衝撃的展開があったからこそ
40年以上たった今でも愛され続けているのかも知れません。
以上「デビルマン」の原作マンガ、の内容及び衝撃的ラストをまとめてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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デビルマンは中一の時に、原作全5巻一気に読みました。
読後、しばらく世界がモノトーンのように見えていたのを覚えています。
視覚異常を起こすほどのショックだったんですね。
ここまで人間を最後まで否定して終わってしまった作品ってデビルマンくらいではないでしょうか?
神と悪魔と人間の全面戦争。
これ以上ないくらい広げた大風呂敷を、わずか数ページで綺麗に畳んでしまった豪ちゃんは凄すぎです。
大魔神サタンでさえ予測できなかった唯ひとつの誤算。
最初から考えていたわけでは無いそうですが、後半は豪ちゃん自身、何者かに書かされていたっていうコメントがしっくりくるくらいの迫力と怒涛の展開。
本当に奇跡の作品だと思います。
漫画「デビルマン」、読んだのはずいぶん昔になります。
結末を、私は”神とサタン(了)”の関係ととらえていました。
遥か昔、まだ生命の生まれていない地球を訪れた「神」は地球に生命の種子を蒔く。時を経て、結果を見に地球を訪れた神は、予想外の生命「デーモン族」を見出す。血と殺戮を好み闘いに喜悦する醜悪な生物デーモン、神は「失敗」と断じ、デーモン族を消し去る事で失敗を無かった事にしようとする。その時、神の一人サタンが反旗を翻す「彼らは生まれたくて生まれたわけではない、だが生きている。勝手に消し去るなど誤っている」サタンはデーモン族を率いて神に反抗する。
サタンの認識では、サタンとデーモンは神に勝利し、休息の為に長い眠りにつく。
本当にそうなのか?
妄想です。神の側から。
仲間の一人、サタンが反抗した。神はサタンたちに自分達が勝ったと思わせ長い眠りにつくように仕向け、その時間を使ってある生物を創る。個体としてはひ弱だが、数に優れ悪知恵と果てない欲に突き動かされる生物=人間を。そして眠りから覚めたサタンが動き出す時に合わせて、一人の人間が生まれるように仕組む、サタンが愛さずにはいられない人間=不動明、さらに不動明が愛さずにはいられない人間=牧村美樹も。手配を終えた神はあとは黙って見守る。
眠りから覚めたサタンは変貌した地球と人間を目にして怒る「我々が命がけで守った地球を欲のままに汚し支配者のようにふるまう人間」サタンは人間を滅ぼすことを決める、かつての自分の思いを忘れて。
アーマゲドン、その結果は、
地球の表層は剥がれ、かつて人間が残した爪痕は消え去り、神が最初に生命の種子を蒔いた頃の太古の地球の貌を取り戻した。デーモン軍団とデビルマン軍団は共倒れとなり完全に消え去る。(↑『悪魔たちが狂ったように喜ぶ中』の記載がありますが、私が読んだ中にはその描写はありませんでした)
「許してくれ明、わたしが愚かだった」
一人残ったサタン。神に反抗した自分が神と同じことをしてしまった後悔、最愛の人をおのが手で殺してしまった悲しみ。
神がサタンを向かえるために現れる。何も無くサタンは迎え入れられるだろう、罪と罰はもう全て終わっているのだから。