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オーバーロードの続編2期情報まとめ!アニメの続きのネタバレも

overlord

絶対支配者、光臨

『このライトノベルがすごい!2017』単行本・ノベルズ部門で1位となった

『オーバーロード』(作者:丸山くがね)。

現在、11巻まで発売され累計300万部、2015年にはアニメ化もされました。

今回は『オーバーロード』の2期はあるのか、円盤の売上げやストック状況、

制作会社の動向、作者のインタビューなどから続編2期の可能性を探ってみました。

(3月11日追記:2期が決定しました!)

またアニメの続きのネタバレも紹介します。

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2期情報まとめ

2期の製作が決定、発表されました!


 
 
―――――以下は決定前の記事になります。―――――

2期が制作される可能性があるのか、円盤の売上げや制作会社の動向、ストック状況や作者のインタビューから探ってみました。

円盤の売上げについて

続編2期が制作されるラインとして円盤(DVD/BD)の売上げが5000枚といわれています。

オーバーロードの売上げは下のようになっていました。

01巻  13,401枚
02巻  12,051枚
03巻  11,014枚
04巻  10,879枚
05巻  10,818枚
06巻  11,099枚

全て10,000枚以上と好調でしたので、こちらは問題ありませんね。

次に制作会社の動向を見ていきます。

制作会社について

オーバーロードのアニメを作ったのは『マッドハウス』です。

マッドハウスは2011年に日本テレビ放送網により子会社化が発表。

日本のアニメ制作産業ならびに制作会社の経済力の弱さと低迷が指摘されており、
マッドハウスは日本テレビ放送網が持つコンテンツ管理能力のノウハウの導入を受けて、
経営を改善し立て直しを目指すこととなった。(ウィキペディアより引用)

ネット上ではマッドハウスは2期をあまり作らない、と言われているようですが

そういった背景もあるのかもしれません。

他にもその根拠を調べてみました。

マッドハウスはDVD売上げで1万枚を超えている作品

ノーゲームノーライフ(1巻)や魔法科高校の劣等生(1、2巻)などのヒット作品の2期を制作していない

ことからネット上では作らないと言われているようです。

ただノーゲームノーライフも魔法科高校の劣等生も劇場版が決定していますし

どちらもまだ原作が続いていますので、2期が作られる可能性としてはありますね。

ではマッドハウスが2期を作った作品は何があるのか

日本テレビ放送網により経営改善を計った2011年以降の作品を見ていきます。

ちはやふる
1期 2011年10月から2012年3月
2期 2013年1月から6月
製作: 日本テレビ バップ
出版社:講談社

はじめの一歩
1期 2000年10月から2002年3月
2期 2009年1月から6月
3期 2013年10月から2014年3月
製作: 製作委員会 (放送局:日本テレビ ほか)
出版社:講談社

ダイヤのA
1期 2013年10月から2015年3月
2期 2015年4月から2016年3月
製作: テレビ東京 AT-X
出版社:講談社

カードキャプターさくら
1期 1998年4月から1999年6月
2期 1999年9月から2000年3月
3期 2018年に放送予定
製作: NHK
出版社:講談社

カイジ
1期 2007年10月から2008年4月
2期 2011年4月から9月
製作: 日本テレビ バップ(2期)

ワンパンマン
1期 2015年10月から12月
2期 2016年9月に2期制作決定
製作: 製作委員会 (放送局 テレビ東京 ほか)
出版社:集英社

オーバーロード
1期 2015年7月から9月
製作: 製作委員会 (放送局 AT-X TOKYO MXほか)
出版社:KADOKAWA

上に挙げたマッドハウスで2期が制作されたほとんどの作品は日本テレビか講談社が制作に入っており

ほとんどが2クール以上放送されています。

オーバーロードは1クールの放送、出版社はKADOKAWA、放送局をみても共通点はありませんでした。

ただ、最近の作品で2期が決定した『ワンパンマン』はオーバーロードと同じ1クールで

放送局や出版社が他の作品とは違うことから、2期製作に向けたひとつの明るい材料ともいえますね。
 
 

作者の意向は?

『このライトノベルがすごい!2017』の作者のインタビューから2期についての情報がないか調べてみました。

劇場版総集編に対して編集者がTVを見てた人も楽しめる内容になっていると

答えたあとで作者はインタビューで以下のように話しています。

丸山ががんばっていることもあるので、その辺は後日情報解禁されるとのことです。(丸山くがね)

その情報が2期制作決定!の発表なのか、外伝なのか、はたまたオリジナルストーリーでの劇場版の制作発表なのか

いろいろと期待が膨らみますね。

どんな発表がされるのか楽しみに待ちたいと思います。
 
 

ストック状況は?

精神操作されたシャルティアと戦い復活させたアインズ。

ナザリックの強化計画に入るところまで描かれましたアニメは原作の3巻までが放送されました。

現在、11巻まで発売されていますから、8巻分ありストックとしては十分ありますね。
 
 

2期の発表や放送日はいつ頃?

2期が製作されるとしたら発表はいつ頃になるのか、物語の内容から予想してみました。

今の予定だと物語は20巻までとして構想は50巻くらいあると作者は言っていました。

50巻というのはそれだけの伏線を残すということのようなので

伏線は全部回収せずに本編は20巻ぐらいを予定しているようです。

そうすると現在は1年に2巻のペースで発売されているので、現在は11巻発売していますから

20巻だと4年後の2021年ぐらいで完結になりそうですね。

アニメ化で本やグッズの売上げを考えると最終巻より前に続編2期の制作、放送することが予想されます。

遅くて2019年に2期の発表や放送、早くて作者の意向のところで書いた何らかの発表が2期製作の可能性もあると予想します。

3

アニメの監督と漫画の脚本家の対談

アニメと同時進行だったコミック版ですが

コミック3巻ではアニメの伊藤監督とコミック版の脚本家の大塩さんのアニメ放送後の対談が載っていました。

その中でコミック版は序盤のストーリーで原作を駆け足で進めたのに対して伊藤監督は

「結構のんびりやっている。(笑)まあ、作戦ですもんね。お互いに。

お互いに「どっちが先だった」とか「先にやられた」と見ていたそうです。

監督がコミックはどこまでやるのか、という質問に対して「やれるところまでやりたいな、と。」(大塩)

アニメはどこまでするかという話はありませんでした。

2期はやらないともありませんでしたから、監督の作戦に2期が含まれているといいですね。

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アニメの続きをネタバレ

原作の小説の分厚さから手が出なかった人もコミック版で楽しむのもいいかもしれませんね。

漫画は現在6巻まで発売されています。(2017年1月現在)

漫画ではアニメの続きであるシャルティアを復活させ、ナザリックの強化計画に入るところは5巻の途中までになります。

ここではアニメの続きである漫画の5巻から6巻までのネタバレを紹介します。

これよりネタバレになりますのでご注意ください。

あらすじ

半月ぶりに自室に戻ってきたアインズを新婚ごっこで迎えるアルベド。

シャルティアがアインズに敵対したことで自分が許せず精神が不安定になっていた。

アルベドはそのためシャルティアに罰を与えてあげてほしいとお願いする。

アインズは守護者統括にふさわしい働きだとアルベドをほめ、冒険者として留守にする間を頼む。

喜び答えるアルベド。「・・・妻として(ボソッ)」

アインズはナザリックの強化計画に入る。

コキュートスに戦うときの条件をつけたアインズには目的があった -。

5

5巻

・アインズはナザリックの守りを一層強化する計画を立てる。

・人間よりも強靭な肉体を持つ蜥蜴人(リザードマン)の肉体から強力なアンデッドを作り出すこと。

・リザードマンの5部族のひとつ緑爪の村に先ぶれを送る。

「本日より数えて八日 その日この湖のリザードマン部族の中で 汝らを二番目の死の供物としよう」

・先触れにきたモンスターを見て祭司頭は敵わない相手だという。

・族長の弟でありフロスト・ペインの所有者であるザリュースは5部族が結束すべきと意見をいう。

・だが過去に部族間抗争があり、他の部族へ使者を送っても殺されかねない。

・そして旅人であるザリュースが使者を買って出る。

・ザリュースは多頭水蛇ロロロとともにまずは朱の瞳(レッドアイ)族を訪れた。

・族長代理であるクルシュに会ったとたんザリュースは一目ぼれ、いきなりプロポーズ。

「 - はぁあ!?」(クルシュ)

・「この非常事態にすまない。返事は後日でいいから。」(ザリュース)

・戦って勝てる相手ではないことをわかっていながら「そちらはどうする?」と聞くザリュース。

・過去にあった部族抗争のように食糧の奪い合いが起こることを想定しているザリュースは口減らしも含めて戦うべきだという。

・レッドアイ族の中でも内紛があり族長が犠牲になった過去を無意味にしないためにもクルシュも戦うことに同意。

・最初に襲われる鋭き尻尾(レイザーテイル)族のもとに戦士をおくりこめるはずとクルシュ。

・クルシュはザリュースとともに竜牙(ドラゴンタスク)族のもとへ向かう。

・一方、アインズはエントマにコキュートスの監視を命じる。

・「リザードマンごときコキュートス様なら簡単に叩き潰せるのでは?」(エントマ)

「そうか?   私の想定どおりなら コキュートスは負ける」

6

6巻

・ドラゴンタスク族の族長であるゼンベルから手合わせをしたいと言われたザリュース。

・結果、ゼンベルは負けザリュースと話し合う。

・1番目に襲われる鋭き尻尾(レイザーテイル)族の村に集まるザリュースと各部族。

・アウラの砦が完成しいよいよコキュートスの進軍が開始しようとしていた。

・アインズの命令を思い出すコキュートス。

・今回はアインズが用意した兵力のみ使用しコキュートスの力やシモベを使ってはならない

「出来る限り 自分の判断で動け」(アインズ)

・戦いが劣勢になったコキュートスはデミウルゴスに助けを求める。

「アインズ様が本当に望まれたのは君が『自ら考え行動する』だったのではないかな?」(デミウルゴス)

・後に引けないコキュートスは切り札の『死者の大魔法使い』(イグヴァ)を使う。

・それまでの敵と違うことをザリュースたちに伝えるため戦士頭たちが犠牲となる。

・『火球』を防ぐための盾にザリュースはロロロを使う。

・ロロロもまた幼い頃に拾われ育ててくれたザリュースのために戦う。

・クルシュとゼンベルが倒れイグヴァとザリュースの一騎打ち。

・クルシュとゼンベルを狙った火球を防ぐための冷気を使い防ぐザリュース。

・最後の力を振り絞りイグヴァを倒す。

・勝利に沸くリザードマンたちを見ているコキュートス。「見事ダ」

・-・・・惜シイ 実二勿体ナイ・・・-

・アインズの元に向かうコキュートス。

6巻終

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上に紹介した漫画は書籍版に沿っていますが、オーバーロードは投稿サイトで連載されていました。

web版と書籍版の違い

web版と書籍版では内容が変わってきます。

・web版ではアルベルトやマーレが存在しない

なので二人にからむ内容は変更されています。

『このライトノベルがすごい!2017』の編集者のインタビューに

作者からヒロインを追加したいというアイディアを聞いていたとありました。

「まさかそのアルベドがあんなに強烈なキャラになるとは思っていませんでしたが(笑)」(編集者)

またweb版と書籍版で大きく変えたことについて作者は次のように語っています。

書籍化になるにあたって、お金を払って買っていただくわけなので
web版で読んでいた読者でも楽しんでもらえるように変更を加えたかった

作者が読者を大事に思っていることはアニメ1話のEDのクレジットにも表れています。

スペシャルサンクス

Arcadiaで読んでくださった皆様
小説家になろうで読んでくださった皆様
書籍を読んでくださった皆様

これを見たファンからは

・EDみて感動した!

・自分に書かれたみたいで嬉しかったなー。

・クレジットみて思わず笑っちゃったけど、よかった。

作者も「心の底から感謝しています。」とインタビューで答えていました。

オーバーロードは最初Arcadiaで投稿されていて、その後2011年の震災後に

存続が危ぶまれたのをきっかけに『小説家になろう』に移動。(作者インタビューより)

そして書籍化となっています。

書籍版のアニメの続きは4巻からになっています。

(こちらの記事ではオーバーロード12巻と13巻の発売日や11巻の感想について書いています。)

まとめ

累計300万部の作品ですから、円盤の売上げから見ても2期製作としては可能性が高いと思われます。

そして2019年までは可能性があると信じて、書籍版を楽しみたいですね。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

オーバーロードのアニメを見た感想など下のコメント欄から教えてもらえると嬉しいです。

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