昭和元禄落語心中の10巻結末までのネタバレと無料で読む方法
2018年7月4日更新
昭和元禄落語心中は原作漫画が10巻で完結し
アニメでは2期にわたって放送しました。
そしてドラマ化も発表され、原作はどんな終わり方をしたのか
気になるところですね。
今回は昭和元禄落語心中の1巻から10巻のあらすじと
結末のネタバレを紹介します。
また最終巻10巻を無料で読めてしまう方法も紹介します。
昭和元禄落語心中の結末を無料で読む
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アニメでは原作の子供の頃の思い出のシーンで巻数が混ぜていたりと多少違います。
また、アニメでは原作にはない菊比古とみよ吉とのシーンがいくつかありました。
原作よりも落語が楽しくなってきた菊比古の様子と
相反してみよ吉が落語にのめりこんでいく菊比古に寂しさを感じるシーンや
菊比古と仲が良い助六に嫉妬する様子など
アニメと原作漫画との違いを楽しむのもいいですね。
昭和元禄落語心中の1巻から10巻までのネタバレ
これよりネタバレになりますので、ご注意ください。
昭和元禄落語心中の1巻~5巻までのネタバレ
与太郎放浪編
刑務所で聞いた八雲の落語に惚れた与太郎は出所後、弟子入りさせてもらう。
しかし、八雲の独演会中にイビキをかいて邪魔をしてしまい、破門を言い渡される。
許しを請う与太郎に八雲は3つの約束を守るようにいう。
そして与太郎と小夏に小夏の父、助六と約束した話を始める。
八雲と助六編
七代目の八雲に同日入門した菊比古と初太郎。
初太郎は名前を助六に改め、菊比古とともに真打に昇進し人気者となる。
だが助六は師匠と口論になり破門にされてしまう。
菊比古に振られたみよ吉とともに姿を消してしまう。
師匠の八雲が先代の助六との因縁を菊比古に打ち明けたのち息を引き取る。
菊比古は助六に八雲を継がせるためみよ吉の田舎へ迎えに行く。
借金のあった助六に持っていた金銭を渡し、温泉街で二人会を開く。
会が盛況に終わった夜、みよ吉は菊比古とふたりで死んじゃおうかという。
胸騒ぎがした助六が現れ、みよ吉とともに窓から転落、ふたりは帰らぬ人に。
みよ吉の娘・小夏を引き取り、菊比古は八雲の名を継ぐことを決意する。
助六再び編
与太郎は真打に昇進。
祝杯をあげようという小夏から子供ができたことを聞かされる。
父親は誰かを明かさない小夏に自分が父親になると言う与太郎。
墓参りをしていた八雲のもとに与太郎は「助六を継がせてください」と申し出る。
5巻から10巻結末までのネタバレ
5巻 3話
助六を襲名し真打となった与太郎。
「オイラにとって大事な人だ」と言われた小夏は与太郎と夫婦に。
八雲に弟子入りを断られた作家の樋口が与太郎の前に現れる。
古典を受け継ぎ、新作落語を作り出すことを樋口に提案される。
八雲と家族として一緒に暮らしたいという与太郎。
6巻
与太郎はヤクザだったと週刊誌に書かれてしまう。
ヤクザの親分が助六と雰囲気が似ていることから小夏の子供は
親分ではないかと思った与太郎。
親分に啖呵を切り、けじめをつける。
自分の落語を探す与太郎に我を張るように助言する八雲。
そして親子会で「居残り」を演じるように言われる。
7巻
親子会で八雲が演じたあと、八雲は倒れてしまう。
夢の中で、たくさんのろうそくに囲まれた中、助六に落とされそうになる。
与太郎の大きな声で呼ばれた八雲は意識を取り戻す。
高座を残していた与太郎は病院へは行かず「居残り」を演じ切る。
それを見ていた樋口に助六でもなく八雲でもない、自分の思いを託さない強みの落語と評される。
そして1週間後、八雲は目を覚ます。
8巻
助六師匠の「芝浜」のフィルムを見に四国へ行く樋口と松田さんと与太郎。
みよ吉と助六の墓参りに毎年、八雲が来ていたことを知る。
八雲から誤って助六とみよ吉は転落してしまったと聞かされていた与太郎は
松田さんから本当の話を聞く。
—————
菊比古を探しに行った助六が帰ってこないので、ぐずりだした小夏を連れて探しにいく。
悲鳴が聞こえた部屋をみると血だらけで苦しむ助六を抱く八雲がいた。
隅の方では血の付いた包丁のそばで震えるみよ吉。
心中をしようとしてしくじったのか、ずっと謝っている様子だった。
八雲に近づく小夏。「あんたがころしたの?」
「小夏、そんな言葉つかっちゃだめ・・。ごめんね・・許して。お父ちゃんのこと刺しちゃった・・。」
「嫌だああああ。父ちゃんをかえせ。」
小夏に押されるままに窓から転落するみよ吉。
とっさに助けようとした助六も一緒に落ちてしまう。
あまりのショックに小夏は気を失う。
その時の記憶が曖昧になった小夏に八雲は自分のせいだと言い聞かせて育ててきたのだった。
—————
四国から帰って、小夏に会った与太郎は何も言わず、小夏を抱きしめながら泣いていた。
9巻
親分が八雲の落語を聞きたがっていたのを知った与太郎は八雲を連れて親分のところへ行く。
だが、演じる前に親分は警察に連れていかれてしまう。
再び、刑務所で落語をすることにした八雲。
小夏の唄がみよ吉の声に聞こえた八雲はその後ふさぎこんでしまう。
与太郎の落語を寄席から見る八雲。(落語界では芸を盗む行為、不文律とされている)
その後にひとり高座に上がり「死神」を演じる。
現れた助六の亡霊が死神となり、死神によってろうそくの火が燃え上がり囲まれてしまうが与太郎に助けられる。
10巻
寄席が炎に包まれ全焼してから数日後。
小夏に赤ん坊(小雪と名付けられる)ができたことを喜ぶ与太郎。
縁側で小夏と優しく語り合う八雲。
八雲はろうそくに囲まれた中に倒れていたところへ、助六がくる。
助六はあの世の入口へ八雲を連れていき、助六、みよ吉の本心を聞かされる。
助六と八雲は全焼してしまった寄席で落語をする。
真ん中の席は生前に一番落語を聞かせてあげたかった人が座るというその席には
助六の時には小さな小夏が、八雲の時には信之介が座っていた。
楽しそうに「寿限無」を演じる八雲。
寄席を出て助六が三途の川まで八雲を見送る。
「なあ坊。お前さんは落語が好きで人を愛した。そしてよく生き抜いた。おかげで俺も成仏できらぁ」
また会えると指切りする二人。
八雲が亡くなって15年。
二ッ目になり菊比古を襲名した信之介と高校生になった小雪。
小夏は史上初の女性落語家になっていた。
樋口が作り上げた「八雲全集」に合わせた評伝も佳境に入ったことで樋口は小夏に質問をする。
「信之介の本当の父親は八雲なのでは?」
その問いに小夏は否定も肯定もしないものの、八雲に対する憎しみも執着も嫉妬も羨望も
かかえきれない思いは「恋」という感情だったと。
樋口と与太郎が二人での帰り道。
八雲はとうとう落語と心中はできなかったという樋口に与太郎はいう。
「こんないいもんが無くなる訳がねえべ」
ー終ー
まとめ
親分が助六に似た雰囲気もあって信之介が親分似という疑いもなく見ていた読者にはびっくりな展開でした。
確かに親分は八雲に自分は「口が堅い」と言っていたり、八雲の上で涙を浮かべて甘える小夏に
「ふんぎりはつけたってぇたろ」「この気持ちに名前をつけられない」と言っていた会話は
そういうことだったのかというシーンでした。そして松田さんが話した真実。
以上、「昭和元禄落語心中の10巻結末までのネタバレと無料で読める方法」でした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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