漫画リアル最新刊15巻の発売日と最終回の内容や時期を予想
「奴ら(ドリームス)を引きずりおろせ」
タイガースの創部時代を知るヤマのそんな一言で空中分解寸前だったタイガースのメンバーがまとまった漫画『リアル』14巻。(作者:井上雄彦)
そのリアル14巻の巻末にはリアル15巻は2016年春発売予定とありましたが、まだ発売されていません。
「悔しくないってさびしいな」と闘争心を失くして太ってしまった野宮はどんな道を選ぶのか
自分に足りないものを見つけた高橋久信はドリームスでどう変わっていくのか
連載はいつ再開されるのか
現在の作者の活動状況やインタビューなど作者の言葉から最新刊15巻の発売日や最終回の内容、時期を予想してみました。
(2019年5月23日追記しました。)
リアル最新刊15巻の発売日と作者の活動状況
漫画『リアル』(作者:井上雄彦)は『週刊ヤングジャンプ』で1999年より現在も不定期連載中です。
単行本は14巻(2016年8月現在)までが発売中。
2巻 2002年9月19日発売
3巻 2003年10月22日発売
4巻 2004年11月24日発売
5巻 2005年11月23日発売
6巻 2006年11月22日発売
7巻 2007年12月 9日発売
8巻 2008年10月31日発売
9巻 2009年11月30日発売
10巻 2010年11月30日発売
11巻 2011年11月16日発売
12巻 2012年11月27日発売
13巻 2013年11月27日発売
14巻 2014年12月24日発売
15巻 予告で2016年春も発売されず
上にあるように一年に一回は発売されていた単行本も14巻の巻末に2016年春と予告されていました。
2013年 52号(79話)
2014年 13号 35号 44号 48号 52号(84話)
2014年11月に発売されたヤングジャンプ52号に掲載された84話から休載しており、現在(2016年8月)もまだ連載は再開されておりません。
また、84話は14巻の最終話として掲載されています。
1巻にだいたい6話が掲載されていて、作者の連載ペースが約月に一度連載されたとして、15巻を発売するためには6ヶ月は最低でも必要ということがわかりますね。
ということは、もし現在(2016年8月)から連載が再開されたとしても、15巻が発売されるのは早くても2017年2月以降ということになります。
また、まだ連載再開の情報は入ってきていないので(入り次第追記する予定です)まだまだ先になるのではないかと思います。
上にあるように14巻の3話分は4週に一度のペースで出ましたが、13巻は(H24年53号、H25年10号、17号、26号、35号、44号)と約2ヵ月に一度のペースでした。
13巻以前もほぼ同様に2ヵ月に一度のペースでの連載です。
なので、15巻の発売は予想ですが早くて2017年後半になるのではないかと思いますね。
リアル連載再開!(2019年5月23日追記)
23日発売の『週刊ヤングジャンプ』(集英社)25号で
2014年11月の休載から約4年半ぶりに連載を再開しました。
作者の活動状況から発売日を予想
(以下は2016年8月の記事内容になります)
『リアル』の執筆のため、車椅子のバスケットボールの取材を作者はしています。
作者の井上雄彦さんは『リアル』とコラボした2015IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップ千葉(以下AOZ)の大会の取材もしていました。
下の動画で井上さんが取材している様子が映っています。(1分31秒~)
このAOZの大会は 2015年10月10日(土)~17日(土)まで行われ、日本は3位決定戦で韓国を下しリオのパラリンピック出場権を得ました。
パラリンピックのロンドン大会でも作者は取材していました。
お早うございます。もうすぐパラリンピック取材でロンドンなので、その前に完了させることがどっどどどどうど
— 井上雄彦 Inoue Takehiko (@inouetake) 2012年8月23日
今回のリオの取材もするようなので、リオでのスケジュールを調べてみました。
スペイン・オーストラリア・カナダ・トルコ・オランダ・日本
車イスバスケットボール 試合の現地時間と対戦相手
2016年9月
8日15:45 トルコ (結果:日本 49 対 トルコ 65)
9日15:45 スペイン(結果:日本 39 対 スペイン 55)
10日21:00 オランダ(結果:日本 59 対 オランダ 67)
11日21:00 カナダ(結果:日本 76 対 カナダ 45)
12日13:30 オーストラリア(結果:日本 55 対 オーストラリア 68)
15日(日本時間21:30)
9位10位順位決定戦 日本 65 対 イラン 52
最終成績 日本 9位
14日 準々決勝
15日 準決勝
17日 決勝戦 3位決定戦
(9月19日:試合結果を追記)
取材の準備や帰国後のスケジュールを考えると、早くても『リアル』の執筆再開は10月以降になるかと思います。
そして、作者が集英社と主催している『スラムダンク奨学金』の子供たちに毎年1月に会いに行っている、とインタビュー記事にありました。
(2018年1月追記)
残念ながら現在連載再開に至っていません。
(2019年5月追記)
リアルの連載を再開。
最終回の内容や時期
作者の井上雄彦さんの漫画には代表作『スラムダンク』、現在やはり休載中の『バガボンド』といった作品があります。
最終回の内容を考察するにあたって、それらの作品と『リアル』との違いなどを作者のブログやインタビュー記事などから調べてみました。
作品の終わり方(最終回について)
スラムダンク
「山王戦の終わりがスラムダンクの終わりと決めていました。(中略)
僕にとってスラムダンクのラストは『ああ、こんなに良い終わり方はないな』というものでした。」(『空白』より)バガボンド
「一番いい終り時を逃したのかな」という気持ちもずっとどこかにありました。
とはいえ、巌流島に行かずに終わる選択肢は考えられなかったー(『空白』より)
ではリアルの終わり方はどうなのか?
車椅子のバスケットボール日本代表の及川HC (ヘッドコーチ、日本でいう監督)との対談で13巻のあとの構想を話していました。
井上
最近の[リアル]はプロレスに行っちゃったりもしたけど(笑)、
次は車イスバスケ側をもうちょっと進化させて描写していきたいと思っているんです。
もちろんその舞台も、もうちょっと大きいところで。
プロレスに行っちゃったというのは、高橋と同室でリハビリするプロレスラーのスコーピオン白鳥の復帰戦ですね。(13巻)
14巻では戸川の所属するタイガースがジャパンオープンに出場することが決まり、高橋の所属する調布ドリームスとの対戦が楽しみとなりました。
もうちょっと大きいところというのは、ジャパンオープンでしょうか。
ただ12巻でAキャンプのコーチでアメリカ代表で金メダルを獲ったラリーと別れる際に
「今度は敵同士 パラリンピックで -かもな」
と言われていますから、やはり最終回はパラリンピックに出場するところまで描かれるかもしれませんね。
最終回の時期は?
バガボンドも現在、休載中ですがリアルとは描き方が違うようでした。
バガボンドとリアルの描き方の違い
・.リアルは本来の自分が持っているキャパシティの中で描いている。
バガボンドは自分が描ける一番良い絵を描こうとする 『絵的な挑戦』がある。・リアルは入念な取材をした『普通のモノづくり』
バガボンドはルールがなく、自分が持っているものをあらゆる局面で使う(『空白』より)
描き方の違いからバガボンドが休載中でもリアルは描けたともありました。
なので、バガボンドよりもリアルの方が先に最終回を迎えそうですね。
(バガボンドの休載理由や連載再開については詳しくこちらで書いています。)
そしてゆっくり進む『リアル』のストーリーですが、作者のブログでは次のようなことが書いてありました。
漫画はときにでたらめな跳躍を求めることがある。
それはいったんコントロールを手放さない限り得られない。(70話エピソード)
『JUST LET GO』
11巻(61話)では野宮のTシャツには上の文字が書かれています。
「足したいものはない。落としたいもの、取り外したいものはあるんですけどね。」(空白より)
作者がコントロールを手放したとき、最終回の時期が近づくのかもしれません。
バスケットボール上達革命~試合で得点が取れる選手になる方法~【bjリーグアカデミー校長 東英樹 監修】
まとめ
リオのパラリンピックでの取材が終わったあとに作者が描き始めたとして
2017年11月か12月頃に15巻が発売されるのではないかと思います。
また最終回では作者が入念な取材をしているパラリンピックまで描かれていくのではないでしょうか。
最後に、朝日新聞のインタビュー記事で作者はリアルの物語にある『見えない壁』について語っています。
「(見えない壁は)健常者と障害者の間にあるものかもしれないし、読者の人生に立ちはだかる壁かもしれない。壁が何であれ、壁の向こうにある喜びが伝わり、いくらかでも壁を小さく感じてもらえればうれしい」(井上雄彦)
あなたはリアルの中でどんな壁を感じましたか?
以上、『漫画リアル最新刊15巻の発売日と最終回の内容や時期を予想』でした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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今日、14巻まで読みました。
ここまでのところ、スコーピオン白鳥の入場シーンが好きです。
発売日や最終回を予想するのも楽しいですね。
もう1試合やってほしいなあ、プロレス。^ – ^