ソードアートオンライン19巻のネタバレやあらすじと感想まとめ
映画化もされた人気小説ソードアートオンライン(作者:川原礫 )の19巻が2017年2月10日に発売されました。
アンダーワールド大戦のその後を描いたアリゼーション編の最後を飾るエピソード。
上下巻となる19巻は上巻になります。
今回は19巻ムーン・クレイドルのネタバレを含んだあらすじを紹介していきます。
また読者の感想もネット上からまとめてみました。
ソードアートオンライン19巻のネタバレとあらすじ
18巻ではアンダーワールドで現実世界の約五百万倍というスピードで
時間が流れる限界加速フェーズに突入。
キリトとアスナはその時間の中に取り残され、アンダーワールドで
二百年もの年月を過ごしてからログアウト。
19巻はその二百年のごく初期のエピソードとなります。(作者あとがきより)
これよりネタバレになりますのでご注意ください。
『終わりの壁』 を越えるため金属製飛竜『機竜』の開発を進めるキリト。
キリトは「いずれもう一度戦争が起きるだろう」ということをロ二エに話す。
アンダーワールドは最初から貧しい暗黒界と豊かな人界の間に
戦争を起こすことだけを目的に作られているんだ、というキリト
その戦争を起こさないためにも亜人族たちの誇れる国が必要だと。
ある日、ゴブリン族の観光客がセントリア市民を殺害するという事件が起きる。
暗黒界の指導者・イスカーンと協議をするためキリトはオブシディアにロニエと共に向かう。
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・ゴブリン族のオロイはが宿屋の掃除人を殺害した事件
・オロイは犯行を否認し凶器がゴブリンの剣も保管場所からなくなっていた
・オロイが殺害したのであれば暗黒界の力の掟を破ったことで右目が破裂していなければならない
・暗黒界側との会談まで1ヶ月近くあったためキリトは急遽オブシディアに向かうことにした
・ロ二エも同行、アスナから剣を下賜される「キリトくんのこと よろしくね」
・暗黒界の首都オブシディアに『機竜』で飛び立ったキリトとロ二エ
・オブシディア城で人界全権大使シェータとイスカーン総司令官と久しぶりに会ったキリト
・イスカーンとシェータの間にはリーゼッタという娘が生まれていた
・50もの層からならオブシディア城の49階にイスカーン夫妻は居住
・50階の扉はベクタの死後、封印されていた
・その日の夜中にキリトとロ二エは騒がしい物音から目を覚ます
・49階の客室にいたキリトとロ二エは音のする48階へ
・そこではイスカーンとシェータの向こう側に二体のミニオンがいた
・キリトによって二体のミニオンを凍結させた
・ミニオンは奪うことも攻撃もしけてくることもなかったことに時間稼ぎだと気付くキリト
・キリトの言葉にシェータが青ざめリーゼッタのもとへ
・だが暗黒術師がリーゼッタを連れ去ったあとだった
・リーゼッタが眠っていたベッドを見たロ二エは脅迫状を見つける
・イスカーン暗殺未遂の罪によりキリトを公開処刑しその首を人界に送れという内容だった
・それが成さないときは罪なき赤子の首がオブシディア城に届くだろう、と。
・キリトはリーゼッタ が見つからないときは自分の首を、というがイスカーンは拒否
・すぐに窓から闇素探索術で追っても見えないことにキリトはまだ城内にいるのではと考える
・50階以外の城内では見つからなかったリーゼッタ
・いるとすれば50階とキリトやイスカーンたちは扉の鎖を解こうとする
・キリトの心意力により開いた扉から飛び込むと赤ん坊の泣き声。
・そこにはミニオンと誘拐犯がいた。
・キリトが心意障壁で赤ん坊を守っている間にイスカーンとシェーンが戦う
・壁の一部に出現した窓から誘拐犯はリーゼッタ を抱えたまま逃げようとする
・キリトの直伝の秘剣が腕を切り落とし落ちる赤ん坊をロ二エは受け止めた
・誘拐犯は逃げ、窓は閉じた
・ロ二エは窓を開けようとした誘拐犯の胸に赤い宝石が光っていたと話す
・そのことから皇帝ベクタの冠にもそれがあったというイスカーン
・それを誰がどうやって回収したのか、疑問が残るキリト
・キリトからリーゼッタを助けたときのソニックリープを褒められたロ二エ
・剣のおかげだとキリトに言い剣の名前を「月影の剣」とした
・そしてキリトとロ二エは人界へと戻っていった。
19巻終わり
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感想まとめ
19巻ではロ二エの心情が深く描かれていました。
ファナティオの赤ちゃんも出てきますが、ロ二エはキリトへの思いから
結婚することも赤ちゃんを産むこともないだろうと考えています。
キリトがこの世界で死んでも本当にいなくなるわけではないから、と言っても
二度と会えなくなるのであればロ二エにとっては同じ意味だと悲しんでいるシーンは
恋人同士のようでした。
また誘拐犯とのバトルも読んでいてぐんぐん引き込まれます。
ネット上からの感想も集めてみました。
・ロ二エの活躍がよかた!!下巻が楽しみ。
・これ読んだら映画も楽しみになってきた!
・ユージオの話が出てくるところは思い出して泣けた。
・キリトとアスナの活躍が見たかったけどそれは下巻に期待!
・新編を楽しみにしてたけど、後日譚ということでこれはこれで面白い。
あとがきによると次の20巻は舞台をセントリアに戻しキリトとアスナ、ロ二エが黒幕と戦うとのことです。
キリトとアスナの活躍が読みたかった人は20巻をお楽しみに。
まとめ
作者あとがきにロ二エといティーゼの二人それぞれの恋の行方はいつか書きたいとあったので
20巻では描かれないようですが、そこに繋がる出来事があるかもしれませんね。
19巻に描かれたロ二エの心情、黒幕との戦いぶりは
ぜひ本書を手に取って読んでみてくださいね。
以上、『ソードアートオンライン19巻のネタバレやあらすじと感想まとめ』でした。
ソードアートオンライン19巻の感想を下のコメント欄から教えてもらえると嬉しいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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キリトが腕を切り落とし落ちる赤ん坊をロ二エは受け止めた
とありますが、腕を切り落としたのはロニエではないでしょうか?
ありがとうございます!
秘剣が抜けていたので修正させていただきました。
73ページのロニエの指の本数がおかしく見えるのは俺の目の錯覚だろうか