サーヴァンプの最新刊11巻のネタバレ!椿の番外編の考察も
アニメも好評だった『SERVAMP(サーヴァンプ)』ですが
アニメ化で多忙のためか、作者が急病で休載があったため(追記:サーヴァンプ休載発表の記事はこちら)
11巻の発売が通常の発売スパンよりも遅れています。
(11巻の発売日については←こちらの記事へ)
今回はこれまでに11巻に収録されるコミックジーンに連載された
内容のネタバレを紹介します。
また9月号に掲載された『椿の番外編』も紹介します。
『サーヴァンプ』11巻のネタバレ
10巻までの内容は足ががれきに挟まり動けない状態で
憤怒が吊戯に助かる方法があると
「あなたが・・・私に名前をつけてくれるなら」
と主人(イヴ)になる契約を結ぶことを言ったところで終わりました。
その続き10月号からの内容をネタバレします。
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58話
「・・・それって オレが・・『憤怒』のイヴになるってこと?」
「キミがオレの サーヴァンプになるってこと?」
「そうよ」
・憤怒の手をとろうとしたとき憤怒の後ろに塔間の姿が浮かびその手を下げてしまう。
・そして更に落ちてくるがれき。
59話
・一方、クロと真昼は階段から下りようと向かう。
・後ろに潜む黒い影。
・階段はがれきで塞がれていたため、クロが猫の姿になって「様子を見てくる」と。
・クロがいなくなったあと、真昼の背後から現れる御国。
・「あと20分程度で支部は破壊する」(御国)
・吊戯を心配する真昼に「あの人がそんなに簡単に死ぬわけないよ」(御国)
・そう言って隠し通路を開ける。
・怠惰たちも呼ぼうと御国が真昼から離れたとき、天井が崩れ落ちる。
・真昼と御国の間ががれきで隔たれてしまった。
・ひとりで行くという真昼に「あの人(吊戯)を頼んだよ」(御国)
・御国が吊戯を殺そうと真昼に持ち掛けたのを思い出す真昼。
・「やっぱり心配だったんですね。」(真昼)
・その言葉に不気味な笑いを含ませながら「やっぱり心配だよ」と答える。
・真昼が降りて行ったあと、がれきの向こうから蛇の姿をしたジェジェが御国の元に帰ってくる。
・ジェジェを指に乗せながら「さてと・・・」と何かを企む御国。
60話
・真昼が一番下に降り立つとそこは灰塵(ジン)が充満していた。
・吊戯の名前を呼びながら探す真昼。
・一方、吊戯の上に覆いかぶさるように瓦礫から守る憤怒。
・「だいじょうぶ・・・ オレの人生は十分幸福だった・・・」(吊戯)
・「嘘ばっかりね あなた 今 生まれたばかりじゃないの」(憤怒)
・誰も迎えになんてこないと言いかけたとき、がれきが取り除かれ光が差す。
・塔間だった。
・塔間の差し出した手に「家族だから・・・?」と聞く吊戯。
・引っ張り出された吊戯は憤怒に塔間のことを説明する。
・「家族・・・みたいな人でね」(吊戯)
・「さっきの契約の話・・・ -いい案があるから」(吊戯)
・塔間そばで憤怒に契約の話をする吊戯。
・「オレじゃなくて泰ちゃんと契約して 泰ちゃんのお母さんになっ ー」
・吊戯が憤怒に話している途中に響く銃声。
・それは塔間が憤怒に向けて撃たれた銃声だった。
・がれきに挟まれたまま血まみれになる憤怒。
・「・・・え?」塔間を見る吊戯。
61話
・何発も憤怒に向かって銃弾を撃ち込む塔間
「泰(たい)ちゃん!!やめてよ 撃たないで」(吊戯)
・誰にも見つからずにC3を出ていくと倒れ込んだ吊戯にいう塔間
・そこへ真昼がくる
・司令室にいたはずの塔間、倒れている憤怒と吊戯をみた真昼
「な 何があったんです」
「一人か?」(塔間)
・真昼が一人なのを確認すると攻撃する塔間、防ぐ真昼
「何にでも首を突っ込んでくるのは遺伝か?
ー あいつにそっくりだな
ー あいつが嘆くのは見ものだろうから首から上は残してやりたいが・・ 」(塔間)
「言葉ですべてが解決できるのは
ママのお腹までだ さっさと生まれろ
ハッピーバスデー Mrシンプル二世」(塔間)
・露木修平がシャムロックに銃で攻撃しているシーン
「俺は今 お前を殺すためだけにここにいる」(露木)
・露木を見ながら露木の父・義正と仲が良かった頃の回想をするシャムロック
・修平を可愛がる義正、妻は妊娠中で修平はお兄ちゃんになるんだからと話す義正
「覚えていないか? 抱っこしてやったこともある」(シャムロック)
・メガネを取り攻撃態勢をとる修平
『ハヤブサ』
「目は継いでいるのか
・・・その目が俺を・・・
見限ったんだ 義正・・・!!」(シャムロック)
・露木の名は重かろうと「その名字 はぎ取ってやろう」と表情を変える塔間
「消えろ 二世者(ニセモノ)」(シャムロック)
・露木とシャムロックの様子をモニター越しに見ている御国
62話に続く
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58話の詳しいネタバレは2期情報の記事にて書いています。
椿の番外編『鍵をさがす人』をネタバレ
コミックジーン9月号では椿の番外編が描かれていました。
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『鍵をさがす人』
ネクタイ姿の椿
手から伸びる黒い武器でC3人間をふたり倒す椿
書庫から一冊の本を手に取り、襖にかけられた鎖と鍵が外される
日は変わり、和服姿の椿
本を読み試験官のそばにある薬品のようなものが入った瓶を手に取る椿
隠し部屋から御国の人形が置かれた部屋に戻る。
そしてまたひとつ外される鍵
外を歩く椿
灰塵にまざってみぞれが降るなか、クロとの最後の対話を思い出す
「・・・まことのことばは ここにはなく
修羅のなみだはつちにふる。おれはひとりの・・・」
「そりゃあ そうだよ
ことばってやつは 勘違いのもとだからね」(黒きつね)
「雨露とてちて とてちて つばき・・・」
そして最後の鍵がかかった扉の前
「・・・あけるの?『つばき』」(黒きつね)
「ほんとはどれも開けなくていい扉だ」
ドアに耳を傾ける真昼
ロウレスの扉を蹴り破るリヒト
ドアに寄りかかる桜哉
人形アベルがあるドアは鎖で頑丈に閉められている
鍵でドアを開けようとしている御園の服をつかむスノウリリィ
水が充満している部屋から開けようとドアノブをもつ吊戯
そのドアをあけようと小さなハンマーを持つ弓影と車守、巨大なハンマーを持つ憤怒
寄りかかったドアが開き真昼のいる側に倒れ込むクロ
開けなくていい とびらを
みんな どうして?
その先に何があるっていうの?
そう これは たいせつなひまつぶし
黒キツネ(椿)のドアの向こうにいる真昼と頭の上に乗った猫のクロが耳をドアに寄せる
「まーだ だよ・・」
終
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椿の番外編を考察
椿のセリフの中には宮沢賢治の詩と思われる一節が含まれています。
ひとつは『春と修羅』。
まことのことばは ここにはなく
修羅のなみだはつちにふる。
ひとつは『永訣(えいけつ)の朝』。
雨露とてちて
どちらも宮沢賢治の亡き最愛の妹がこの世を去ったときの心情を描いたもの。
椿も『先生』を想い、亡くなるときに(クロに殺されたときに)
本当は先生が何を望んだのか
「とてちて(取ってきて)つばき」と取ってきてと言われたのは何だったのか
そう考えていたのかもしれません。
椿が勘違いしていたのかと思われるのが黒きつねのセリフ。
「そりゃあ そうだよ
ことばってやつは 勘違いのもとだからね」
椿が怒りを向けていたクロと向き合ったときのシーンを回想したところから
先生の言葉を『勘違い』していたのかと気付いたような言葉ともとれます。
C3から本を盗み抜け出して薬のようなものを作っていたようですが
それが椿のサブクラスが他のサーヴァンプたちのサブクラスと違う特殊な「薬」だったんでしょうか。
最後には真昼とクロのドアの向こうから「まーだだよ」と声を返しているのは
タイトルが『鍵をさがす人』であるように
ドアを開く『鍵』(答え)をまだ見つけられないからかもしれませんね。
椿の次の登場が待ち遠しいです!
あなたは椿の番外編をどんなふうに感じましたか?
まとめ
塔間が何を企んでいるのか、また御国も不気味な表情をしていたのも気になりますね。
また、あなたの感想も下のコメント欄から教えてもらえると嬉しいです。
以上、『サーヴァンプの最新刊11巻のネタバレ!椿の番外編の考察も』でした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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露木と戦ったの、塔間じゃなくてシャムロックです………
なんという間違いを・・・!
修正しました。m(_ _)m
ありがとうございました!!