アニメ好きなら知っておくべき秘密

【漫画】屍鬼の最終巻結末ネタバレとアニメや小説との違い

上下巻合わせて1000ページ超、登場人物150人以上という膨大な世界観で描かれた

サスペンスホラー小説「屍鬼(しき)」著者:小野不由美。

死亡後、牙が生え血を吸う吸血鬼のような屍鬼と屍鬼の弱点を克服した人狼。

そしてそれらに抵抗する人間たちを描いた本作ですが

「封神演義」の作者:藤崎竜による漫画化にも100万部を越える成功を果たしました。

そこで今回はこの「屍鬼」の結末ネタバレ及び、アニメと小説の違いについて

まとめていきたいと思います。

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(漫画)屍鬼あらすじ

作品は原作小説と漫画版で設定等複数違いがありますが

物語の展開やキャラクター描写などがわかりやすい漫画版のあらすじを紹介します。

ネタバレも含みますので未読の方は注意してください。

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人口1300人しかいない山に囲まれた小さな村、外場村(そとばむら)

その村は一本の国道だけしか外部と繋がっておらず、周囲から隔離されていた。

そんな立地を気に入った桐敷の一族は引っ越してきたことから事件が起こる。

田舎の山入り地区で3人の村人の変死体が発見されたのだ。

この死体に不信感を抱いた村唯一の医者である尾崎敏夫(おざき としお)は

住民たちの協力を仰ぐが尾崎以外誰もが普通の死として扱い耳を貸さずにいた。

しかし、その後、死は連鎖していき尾崎は病気などではなく

誰かが意図的に起こしたものだと気づき村を救おうと躍起になる。

そんな中、尾崎の妻、恭子(きょうこ)が死を迎え、そして起き上がりとなる。

起き上がりとは外場村に伝わる伝承になぞっており埋葬後蘇り人間を襲うモノを指します。

後にこれは屍鬼(しき)とほとんど同じ特性である事が判明しますが

尾崎はこの起き上がりをした妻、恭子を徹底的に解剖し

弱点や特徴などを様々な観点から調べ上げ、最終的に恭子は屍鬼としても死を迎えます。

全てを明らかにした尾崎は友人の僧侶、室井静信(むろい せいしん)に協力を求めるが

意見の違いから静信とは袂を分かつ事になる。

その頃、都会への進学を志望する高校生の結城夏野(ゆうき なつの)は

桐敷の使用人で屍鬼の弱点を克服した人狼(じんろう)である辰巳(たつみ)の策謀で

兄貴分である武藤徹(むとう とおる)により殺害されてしまう。

しかし、夏野は起き上がり、屍鬼ではなく覚醒した人狼としてよみがえる。

人狼として蘇った夏野は桐島千鶴(きりしき ちづる)の策略により

外部との連絡手段を絶たれ孤立を深めていた尾崎と共闘、共に屍鬼を駆逐することを誓う。

そして夏野と尾崎は桐敷千鶴の襲撃に罠を仕掛け、罠を嵌める事に成功。

神社で公開処刑することで、ようやく村人に屍鬼の存在を気付かせたのであった。

屍鬼の存在を知った村人たちの反応は激しく、あっという間に屍鬼狩りが開始される。

そして尾崎、夏野、静信、桐敷の娘として振るまう長い年月を屍鬼として過ごした

沙子(すなこ)にとって運命の戦いがはじまる。

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【漫画】屍鬼の最終巻11巻結末ネタバレ

屍鬼狩りは熾烈を極め、村人たちは狂気に駆られ、次々と屍鬼たちは杭を打たれた。

その事実に桐敷家の執事、辰巳は沙子を静信に託し自身は渦中に飛び込む決断をする。

しかし、辰巳は同じ人狼の夏野との戦いになり、多くの屍を積み上げられたところで

自らを犠牲にしたダイナマイトの爆発により討たれてしまう。

さらに静信も山中で息を引き取り沙子は一人で逃走するが

村人の一人にみつかり杭を打たれる寸前に人狼に覚醒した静信によって救われる。

二人は村を去り、都会の闇に消えていく。

尾崎は全ての狩りを終えるも自らの敗北を悟る。

そして残された住民たちは静かに村を去っていき、一連の事件は終了を迎える。

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アニメや小説との違い

アニメと小説には様々な違いがありますがまず一番の違いは主要人物の一人、夏野です。

夏野は辰巳に襲撃された後、人狼となりますが小説版ではそのまま息を引き取ります。

その為、尾崎との共闘や辰巳との戦いなども小説にはありません。

また、小説版では尾崎の失言などが多く、孤立に尾崎自身の人格も関わっている。

漫画では生き残った田中昭も小説版では殺害されており

小説版ではこれにより村人たちの屍鬼への怒りが爆発します。

さらに一部、武藤徹とその兄弟など年齢が少し下方修正されており学生となっている。

桐敷の人物たちが外国貴族のような風貌で執事の辰巳がアニメ版では個性的になっている。

その他、人間関係や性格設定、最後の人狼狩りでの死亡原因など

多岐に渡る改変がされていますが小説版は小さな村で起きた出来事なのに対し

漫画、アニメ版では特に主役級とされる尾崎、静信、沙子、夏野などが

より深く人物描写された群雄譚のようになっています。

まとめ

漫画、小説、アニメ、全てにおいて綺麗に片付くのではなく

村人、屍鬼、人狼、それぞれが再び生活に戻っていくというラストを飾る「屍鬼」ですが

ただホラーが読みたいという人だけでなく、懸命に今を生きるキャラクター達の

人生が詰まった作品ですので少しでも多くの人の目に留まる事を切望します。

以上「屍鬼」の結末ネタバレ及び、アニメと小説の違いについてまとめてみました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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