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【漫画】それでも町は廻っているの最終巻16巻の最後のネタバレ


作者がした最終回のネタバレとは ー。

女子高生・嵐山歩鳥の日常を描いたコメディー漫画『それでも町は廻っている』(通称:それ町)。

ヤングキングコミックスにて2005年から連載開始され2016年12号で最終回を迎えました。

最終巻16巻では連載の最終回のあとの少し先が描かれたエピローグが収録されており感動的な最終回となりました。

今回はその最終巻の一部のネタバレと最終回後のエピローグまでネタバレと

公式ガイドブック『回覧板』で作者・石黒正数さんがネタバレをした最終回についても紹介します。

他の回覧板ネタバレはこちら⇒それでも町は廻っているの伏線と時系列まとめ!廻覧板のネタバレも

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『それ町』最終巻16巻のネタバレ

128話 嵐と共に去りぬ

・9月6日

・超大型で猛烈な台風が近付いていた

・歩鳥は父親が気象庁に勤めている紺先輩から前代未聞の台風だから3階以上の頑丈な建物に逃げろと電話で言われる

・夜、台風に備えた歩鳥はベッドに入ろうと部屋の電気を消す

・するとロボットのような姿をした『あなたがたより高次元な存在』が現れた

・明日起きる大規模な災害を被る人間の中から歩鳥が選ばれたという

・建物は崩壊し水に流されていく映像を見せられる歩鳥

・大勢の犠牲者が出ると知らされ「皆に伝えないと・・」というとそれはできないと言われる

・「ここからが本題です」と台風を消すスイッチを歩鳥に見せる

・スイッチを押そうとする歩鳥

・「あっぶねー!! 聞けよーちゃんと あっぶねーな」

スイッチを押した瞬間に台風は消滅するが、その代わり歩鳥の存在も消滅してしまうという

・元々生まれてこなかった存在だから台風が消えても感謝されないし、消えたことも誰からも認識されない

・「それでも押しますか?これはそういう問いなのです」

・歩鳥は自分が消えることより皆の「これまで」と「これから」が消えるのが怖いと

・それが本心なのか悩むがこれまで楽しく生きてこられたのは皆だと、決心する

・ゴシゴシと目をこすり、振り返るとボタンの上に手を挙げる

バン  (つづく)

128話(完)

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129話 少女A(最終話)

・9月8日朝、変わらない日常

・3年A組の教室にて

・クラスメイトが何かを忘れているような気がすると話し合いが始まる

・それがクラスの誰かがひとり消えているような感覚

・消えたのが女子で『B子』としようということになる

・話し合いが終わり誰かを探す辰野と真田

「どこへ消えちまったんだ・・・」(真田)
 「ねー・・・」(辰野)

・「あっ」廊下の窓から多目的室にいる歩鳥を見つけたふたり

・多目的室の机の下に隠れている歩鳥をみつけ

「この様子では最後まで書けてねーな・・」(真田)

「あんたのセリフ私が言っといたからね」(辰野)

・学園祭でクラスで演劇する台本

「学園祭まであと1ヶ月だけど大丈夫かよ」(真田)

「だ 大丈夫・・ あとちょっとで書き終わるから」(歩鳥)

・いいオチが思い浮かばず二人の前から走り出す歩鳥

「良いオチが 思いつかないよーっ」(歩鳥)

129話(完)

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作者がお勧めする最終回の解釈

連載の最終回で歩鳥がオチが思い浮かばず投げ出して終わり、と思った読者からは不満の声もありました。

それに関して作者は『廻覧板』で下のように語っています。

歩鳥のセリフをなぜか作者のセリフと混同して、僕がオチを思い付かず
投げたメタぶん投げEND - これは想定以下の解釈(廻覧版より)

16巻のあとがきに『読み返して納得がいったらエピローグに進んでください』と

あったように答えは既刊の中にあると作者は言っています

そして読者の好きな話を最終話としてくれればいいと。

ちなみに時系列でいうと歩鳥が3年生の12月の話が最後になりますが

それは14巻の『無幻小説』の冒頭とラストにあたります。(廻覧板より)
 
 

作者のネタバレ『トゥルーエンド』

最終話『少女A』が演劇なら、前振りの『風と共に去りぬ』は何だったのか?

歩鳥自身と引き換えに台風を消すスイッチをバンと押したその先は

14巻の119ページ『夢幻小説』に続きます。

歩鳥がすごく怖い夢を見たけど思い出せない、という話を辰野や静たちと話をしていて

カフェの椅子で居眠りをして目覚めたところですね。

パラレルワールドの静たちと出会い、静は諦めていた小説を完成させることになった。

そして歩鳥はまた現実の世界に戻ってきて・・・と廻っていくんですね。

あなたのトゥルーエンドはどこの話にしましたか?
 
 

エピローグのネタバレ

単行本にのみ収録されたエピローグのネタバレになります。

====ここからネタバレ=====
 
 
 
エピローグ 『・・・それから』

・「おめでとう」

・町の人たちから祝福される歩鳥

・歩鳥が書いた小説がファントム大賞の佳作に入選した

・記念パーティーで待つ静

・静が『門石梅和』であることを これ以上黙っているわけにはいかない、と。

・歩鳥に静の正体がわかったときの驚き方を想像する静。

・審査員たちに挨拶する歩鳥の姿をみて立ち上がる静

・近づいてくる歩鳥

「門石先生 ずっと・・・背中を追いかけて どーにかここまで来ました」

・表情をゆるませ思いを巡らせた表情の静は両手を差し出す

・そして静は歩鳥の手を両手で包み込んだ

(完)

ーーーーーーー

『それ町』は高校3年間が基本的な前提で、このエピローグはそれから少し先のお話でした。
 
 
 
最終巻を読んだ読者の感想を紹介します。

最終巻では『メイド喫茶の終わり』『悪』『ナメ子』『紺先輩』のストーリーラインなどがENDとなっています。

それでも町は廻っている、というタイトル通りに最終回のあとも廻り続けていく面白さが

ファンから名作と称賛されるのを感じました。
 
 

まとめ

今回、ガイドブックから最終巻の解説を紹介しましたが

他の巻でも面白い発見、気付かなかった伏線などありますので

そちらも次の廻覧板のネタバレでご紹介します。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

あなたの『それ町』の好きなところを下のコメント欄から教えてもらえると嬉しいです。

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