超人ロックの年表とシリーズあらすじや鏡の檻の休載と再開状況
永遠に生き続ける超能力者の活動と宇宙時代という近未来の出来事を描いた
「超人ロック」作者:聖悠紀。
同人期間を合わせると「ゴルゴ13」よりも長い日本一長く連載している本作ですが
2017年に作者が心臓手術の為、休載し、今後の連載がどうなっていくのか心配な状況です。
そこで今回はこの「超人ロック」これまでのシリーズあらすじ及び
再開状況についてまとめていきたいと思います。
超人ロックの年表
これまでの作品の発売、連載状況を年表にまとめてみました。
1969年 同人作品「この宇宙に愛を」発売。
1971年 貸本形式で初の単行本、「ジュナンの子」発売。
1974年 プロデビュー初作品「コズミックビーム」発表。
1977年 初の商業連載作品「新世界戦隊」が連載開始。全1巻。
1979年 『少年キング』で「炎の虎」連載開始。
1982年 『少年キング』『少年KING』にリニューアル。
1988年 『少年KING』休載。商業出版初の単行本描き下ろし「ソリティア」発表。
1991年 『少年キング』及び『少年KING』連載分全38巻分単行本化。
『月刊OUT』にて「ロンウォールの嵐」連載開始。
1995年 『月刊OUT』休載。連載中だった「ソード・オブ・ネメシス」単行本で完結。
『MEGU』にて「ミラーリング」連載開始。
1997年 『MEGU』休載。「ミラーリング」「クランベールの月」完結。
『マガジンZERO』にて「天空の魔法士」連載開始。
2000年 『マガジンZERO』から専門誌『超人ロックSpecial』に移籍。
「カデット」連載開始。
2003年 『ヤングキングアワーズ』で「冬の虹」連載開始。
2006年 『超人ロックSpecial』休刊。出版社「ビブロス」倒産。
2007年 『コミックフラッパー』で「エピタフ」連載開始。
2017年12月 心臓の手術を受ける為、休載。
2018年5月30日 Twitterにて『ヤングキングアワーズ』連載再開報告。
2018年6月6日 Twitterにて『コミックフラッパー』連載再開報告。
超人ロックシリーズの簡単なあらすじ
「超人ロック」シリーズは日本一長い連載の為かなりの巻数が発売しています。
すでに絶版になったもの。出版社自身が倒産したもの、同人時代のものなどがある為
正確な数は不明ですが少なくとも100巻以上発売されています。
しかし初期作品はほとんどリメイクされており
「ニンバスと負の世界」「この宇宙に愛を」「ジュナンの子」は
「ソード・オブ・ネメシス」「オメガ」「久遠の瞳」とタイトルまで変更されています。
また「新世界戦隊」など「超人ロック」の世界からないものになっているものもあります。
さらに、連載順と世界観の時間軸にはバラつきがあり、共通する項目は
不死身の超能力者、ロックを通して描かれているという点だけです。
世界観は西暦2049年から暦を宇宙歴と変え1380年までが描かれており
物語は基本的に様々な超能力を駆使してロックが事件を解決するという事に終始します。
しかし「水戸黄門」のように事件解決みんな万々歳とはいかず
終わってからもしっかり時代が繋がっており
初期では喜怒哀楽がしっかり描かれていたものの最近発表される作品では
誰にでも冷静かつ平等に扱うなど特別な人を作らないように意識しているように見られる。
この説明から一種のとっつきにくさを感じる人もいるかも知れませんが
サブタイトル付きの作品は全てそれぞれロックを通して繋がっていますが
それぞれ独立した作品でもあるのでどこから読まないと理解できないという事はなく
むしろどこから読んでも大丈夫な作風となっています。
現在連載中の作品について
現在連載している「超人ロック」は「ヤングキングアワーズ」の「鏡の檻」と
「コミックフラッパー」の「ガイアの牙」です。
「鏡の檻」は「ヤングキングアワーズ」で連載していた「ラフラール」の続編となっており
50周年記念に連載した影響なのかロックたちの長寿の秘密などが描かれています。
「ガイアの牙」は地球が舞台となっていますが西暦ではなく宇宙歴の話で
人類もほとんどが宇宙に進出し地球がド田舎という時代になっています。
そこでロックは違法感覚キューブをつくるエスパーを調査する為降り立つ。
過去の休載と再開状況
「超人ロック」シリーズは今まで作者の都合などで休載した事がほとんどありません。
出版社が倒産したり、雑誌が休載に追い込まれるなど作者の意図しない所で
急遽終了する事は過去にも多々ありましたが、これほど長期に渡って休載は初めてです。
この事はニュースなどでも取り上げられましたが
作者の聖悠紀はただ心臓の手術をしたのではなく心停止し蘇生処置された後
昏睡状態に陥り、その後外科手術を行った後、リハビリを開始と同時にお詫びの連絡という
割と軽く流せない重症でした。
2)昨年12月、11月に受けた慢性副鼻腔炎の手術の経過診断のために病院に行き、そこで倒れて心停止→蘇生→昏睡状態→心臓の外科手術と2ヶ月間入院していました。
— 聖悠紀 (@Y_HIJIRI) 2018年2月4日
3)ようやく退院できましたが、まだ体が以前のようには動いてくれません。毎日リハビリをしています。ロックの続きはもうしばらく待っていてください。
— 聖悠紀 (@Y_HIJIRI) 2018年2月4日
昨年から聖はいろいろな病を抱えました。先日、主治医から「長く仕事してますが、こういう人がたまにいるんですよ」と言われたほどです。暮れに倒れる前から心臓以外の病気を抱えて仕事をしていましたし、退院のツイートの後にも別の病気で倒れて2月も3月も入院しました。
— mia (@mia_hsgw) 2018年4月10日
驚かせてしまうといけないので先に申し上げておくと、まだ数回、入院と手術を控えています。それでも生きていてくれてよかった、本当によかった。聖がいちばんやりたいことは漫画を描くことで、それが今もできるのが嬉しいです。
— mia (@mia_hsgw) 2018年4月10日
作者自身は2月に元気だと報告していますが
作者の奥さんのツイートではその2ヵ月後4月でも入院と手術を控え
体調もとても万全とはいえない状態でした。
しかし長いリハビリ期間を乗り越えれる連載再開をTwitterで発表しています。
お待たせしました!「超人ロック 鏡の檻」YKアワーズ7月号で連載再開です。今回は「電脳かば闘病記」も載ってます。発売中の「鏡の檻」3巻もよろしくお願いします! #locke_fan pic.twitter.com/1qBjzCk4Sy
— 聖悠紀 (@Y_HIJIRI) 2018年5月30日
【連載情報】祝・連載再開! 『超人ロック ガイアの牙』第11話が掲載のコミックフラッパー7月号がただいま絶賛発売中! ドリームウィーバーに操られたエスパー達に苦戦するロックだが…!? https://t.co/ZK8gT8BxfS pic.twitter.com/7IgSDdEgy5
— コミックフラッパー編集部 (@comic__flapper) 2018年6月6日
以前は作者の奥さんが、miaという名義でフェイスブックやTwitterなど
情報発信していましたが現在、高齢であるにも関わらず、作者自らツイートし
連載再開を報告するなど精力的に行動しようとしている事が見て取れます。
心臓という重要機関の負傷で長期離脱したので
今後も同じような事が起こらないとも限りませんが
体調面などこれまで以上に気を付けながら連載されることが予想できます。
作者には無理せずにこれからも楽しませてほしいですね。
まとめ
同人時代から「超人ロック」というひとつの作品と50年以上描き続けた作者ですが
2018年7月より本格復帰します。
今後の展開などはまだまだ未知数ですがロックの活躍が再び見る事が出来るので
しばらくは不定期連載などでも良いのでゆっくりでも物語が進んでいく事を願います。
以上「超人ロック」これまでのシリーズあらすじ及び
再開状況についてまとめてみました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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