ようこそ実力至上主義の教室への1巻のネタバレと感想を紹介
美少女ゲーム『暁の護衛』『レミニセンス』
ライトノベル『小悪魔ティーリと救世主!?シリーズ』を手掛けた
衣笠彰梧(シナリオ)×トモセシュンサク(イラスト)の最強クリエーターコンビが贈る
ライトノベル『ようこそ実力至上主義の教室へ』通称『よう実』。
よう実4巻発売までに20万部を超えている人気作となっています。
今回は『ようこそ実力至上主義の教室へ』1巻のネタバレと感想をご紹介します。
ネタバレが嫌な人はご注意ください。
よう実1巻のあらすじ
まずはよう実1巻のあらすじからどうぞ。(ネタバレも含みます)
髪型や私物の持ち込みなどの自由な校風と
夢のような『高度育成大学付属高等学校』が舞台。
入学試験の総合点数(筆記面接含む)が高い順に、Aクラスから配属されていた。
主人公の綾小路はある理由から、入試試験に手を抜きDクラスに配属される。
筆記テストよりも面接、個人的な面が大きく左右されるため、
Dクラスには不良品と呼ばれる問題児たちが集まって来る。
クラスのポイントにより支給される毎月のポイントが
増減されることを知った綾小路はAクラスを望むクラスメイトの堀北や
ポイントが欲しいクラスメイト達とそれぞれの思惑、目的のため中間テストに挑む。
よう実1巻のネタバレ
単行本目次と簡単な内容を紹介します。赤文字のタイトルを下の方でネタバレで紹介しています
日本社会の仕組み
本作のテーマとなる綾小路の読者への問いかけ
ようこそ、夢のような学校生活へ
・入学式の日、綾小路が堀北や櫛田、高円寺と学校へ向かうバスで出会う。
・教室内ではDクラスのクラスメイトがそれぞれ自己紹介をする。
Dクラスの皆様方
・入学して二日目、部活動の説明会。
・生徒会の説明では堀北の兄が生徒会長として登場する。
男性諸君、お待たせしました
・水泳の時間・男子たちが女子の胸が大きい子ランキングを作ろうとする。
・一方、綾小路は目立つことを避け補習にならない程度に泳ぐ。
友達
・孤立する堀北を櫛田が友達になりたいと綾小路に堀北をカフェに連れ出すよう頼むが・・・。
終わる日常
・月末の小テストが行われる。
・平田と軽井沢のグループ、池内たちのグループと話していて学力だけで入学できたわけではないことに気付いていく綾小路たち
ようこそ、実力至上主義の世界へ
・小テストの結果、7人が赤点だった。
・中間テストで赤点の場合、退学となることを知らされる。
集え赤点組
・堀北が兄に「追いつくためにきました」と話しているのを綾小路は聞いていた。
空手5段の兄が堀北に手を挙げるも綾小路がそれを避けて助ける。
・一方、勉強会では櫛田が参加しないことを条件に
櫛田にも手伝ってもらうことを堀北は承諾する。
再結集・赤点組
・堀北が櫛田に頼み、再結集した赤点組。
・図書館で勉強しているときにCクラスの男子に絡まれたことで
テスト範囲が違っていることに気付いた綾小路たち。
・小テストの問題から、過去のテスト問題と同じではないかと推察した
綾小路は先輩から過去問をポイントで買う。
・予想通り、小テストは過去の問題と一字一句同じであった。
中間テスト
・いよいよ、中間テスト。
やはり中間テストでも同じ問題が並び、全員、余裕のように思われた。
・だが、須藤が寝落ちして英語の過去問題を解いてこなかったことがわかり・・。
点数の高いものと答えが短いものを10分の休憩時間に覚えることを堀北が提案する。
始まり
・中間テストの結果発表。
祝勝会
・堀北が須藤に謝罪してから須藤の堀北に対する態度は丸くなっていた。
・綾小路の部屋で堀北を含め、皆で集まり祝勝会を開きAクラスへの昇格を皆で目指す。
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↓↓ ここから赤文字タイトルのネタバレです。
【日本社会の仕組み】
問い ・ 人は平等であるか否か
なあ、今この本を手に取って読んでるそこのお前。
お前は将来について、ちゃんと考えたことがあるか?
高校、大学に通う意味ってなんだろうって想像したことがあるか?
今はまだ漠然としていて、いつか何となく就職してるだろうなんて考えてないか?
少なくともオレはそうだった。
自分の将来が、人生が、その瞬間、
進行形で大きな影響を与えていることに気が付いていなかった。
【友達】
中学まで友達が一人もいなかった綾小路は誰の連絡先も知らない、
放課後に遊んだこともない『ボッチ』だった。
高校では友達が欲しいと思っている綾小路に対して、
隣の席に座る成績優秀で美人の堀北鈴音は、友達は必要ないという。
気遣いと優しさに溢れた少女で、クラスの人気者の櫛田桔梗は
堀北と友達になりたくて綾小路に協力してもらうが
堀北に「私にとってあなたの発言全てが不愉快なの」と断られる。
【ようこそ、実力至上主義の世界へ】
入学してから2回目の学校からポイントが支給される日。
Dクラス担任の茶柱佐枝から、テストの点数や普段の授業態度などの
素行の悪さから減点されたために支給ポイントが0だと知らされる。
そして希望の進学先、就職先に行けるのはAクラスのみ。
赤点をとれば即退学処分。
希望先就職率99.9%、そんな夢のような学校のはずが、
優秀なものだけがその恩恵を受けられる実力至上主義の学校だった。
ポイント増減の明確な基準は教えてもらえなかったものの
Aクラスに昇格したい堀北、退学を避けたいクラスメイトたちと
中間テストでポイントをあげるために勉強会を開く。
【集え赤点組】
「あなたたちを否定するつもりはないけど、あまりに無知無能すぎるわ」
そんな堀北の歯に衣着せぬ言葉に勉強会は解散になる。
堀北に限界を感じるように出ていく櫛田のあとを追う綾小路。
追いかけた先には見たのは天使のような少女、櫛田がひとり低く重い声で
堀北に悪態をついている姿だった。
その場から逃げようとする綾小路だったが櫛田に見つかってしまう。
綾小路の手をとり自分の胸に押しつけ脅す櫛田。
【始まり】
中間テストの結果発表。
須藤の名前の上に赤いラインが引かれていく。
小数点の四捨五入により、1点足りずに須藤は赤点となってしまった。
赤点の計算方法に食らいつく堀北。
須藤の赤点に必死で食い下がる堀北に茶柱は「それで英語の点数が極端に低かったんだな。」
堀北は自分が退学になるリスクがありながら英語を51点としていた。
結果は覆らずに教室を出ていく茶柱先生。
その後を須藤は追いかける。
茶柱先生に「須藤の英語、そのテストの点数、1点を売ってください。」と申し出る。
後を追いかけてきた堀北とともに10万ポイントを支払い
須藤の退学は免れた。
『ようこそ実力至上主義の教室へ』は2017年7月現在6巻まで発売中です。
角川グループ直営のブックウォーカーだから読める最新刊の先行配信や
オトクな割引があるのでチェックして見てくださいね。
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祝勝会と称して綾小路の部屋に集まり、綾小路、櫛田、堀北、クラスメイト達とAクラスを
目指すことになって、1巻は終わりです。
1巻の感想
中盤ぐらいまで学校や登場人物などの導入部分のような形なので、
後半からだんだん面白くなってきたという感じでした。
入試試験にわざと手を抜いたり、中学まで友達がいなかったという
謎の多い主人公の視点で進んでいくので
最初はモヤモヤ感がありましたが
複雑な設定ではないので、とても読みやすい印象でした。
amazonでの評価や感想もみてみました。
1巻の評価が3.7なのに対して2巻の評価は4.5になっています。
1巻の評価が低かった人たちのレビューや感想を見ると半分まで読んで
やめてしまった人が半分近くいました。
半分ぐらいのところというと展開としてはDクラスの素行が悪く
ポイントが振り込まれないのを知る【ようこそ実力至上主義の世界へ】の
章の前後だと思うんですが
そこからDクラスの状況が変わり、面白くなってくるので
ぜひ最後まで読んほしいなと思います。
なので、よう実2巻はよう実1巻を読んだ人たちのレビューで評価が上がっています。
この話の中で回収される伏線やこれから回収されるであろう伏線が盛りだくさんで
読んでて飽きることがありませんでした。
1巻に続き2巻も大変面白かったです
読んで行くにつれ話に引き込まれます。
大まかには、ある事件をめぐっていろいろと動き回る話です
その活動の中でカワイイ新キャラも登場しウハウハです(笑)
という感想があるように、2巻はどんどん面白くなっていきます。
ツイッターでは面白かった!という感想と作者愛に溢れるファンの感想が多かったですね。
昨日よう実1巻読み終わったけどなかなか期待できる
— ふぁうた (@fauta_zc) 2015年10月5日
よう実面白すぎでしょ衣笠ワールド好きすぎて辛い
— よっしー (@hana_mox2) 2016年1月27日
よう実読んでると衣笠氏がドストエフスキー好きなんだなというのが伝わってくるなあ
— 時雨風少佐@ロードバイク (@Hasewo2010) 2015年9月23日
みんなよう実読んでほしい衣笠×トモセのコンビ知らない人でも楽しめる
— 多浪とりっぴー (@yuuki55tk2) 2015年8月22日
今回、感想を検索していて、衣笠テキストに歓喜しているファンの感想を
読んでるだけで私もファンになりそうでした!
まとめ
『ようこそ実力至上主義の教室へ』1巻のネタバレをまとめてみます。
・楽園だと思った学校は成績優秀なAクラスのみが優遇される実力至上主義だった。
・学校で支給されるポイントの増減は明確にされていないが、学校の中でポイントで買えないものはない。
・クラスの人気者で天使のような少女、櫛田には裏の顔があり、綾小路は櫛田と堀北が入学前から関係があると推察している。
・綾小路自身も事なかれ主義を装い、実力を隠している。
「不良品かそうでないかは紙一重です。ほんの少し修理、変化を与えるだけで、
それは良品へと変わる可能性を秘めている、と私は考えます」
堀北が言うように、これからDクラスがどんなふうに変化していくのか楽しみです!
以上、ようこそ実力至上主義の教室への1巻のネタバレと感想の紹介でした!
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そういや最後の点数を買うシーンで学校から点数を買ってたんだけど、これって綾小路が須藤に点数を0ポイントで売ったらダメなの?
買えるってことは個人の所有物ってことだろうし、実際163Pで山内が綾小路にゲーム機を自分で値付けして売ってんだから不正ってわけじゃないんだから10万ポイントを払う必要なかったんじゃない。
これまでの作品上、伏線とか期待しないほうがいい
あらすじに書いてあるクラスの配属理由ってテストの総合点の高い順からAクラスに配属とかは関係ないはずだよ!そしたら幸村もAクラスになっちゃいますからね!
確か6巻まででもクラスの配属理由はまだ出てなかった気がします!
コメントありがとうございます!
堀北も茶柱先生に抗議したようにテストでは1年の中では同率3位の成績でDクラスですもんね。
入学試験の総合点数とあるように『試験』が答案用紙の点数だけではないですよね。
入学試験とは「性格」何かの「適性」とかも点数化されているのかもしれませんね。