【漫画】ゼロから始める魔法の書の1巻から5巻までのネタバレ
戻りたいのか? 人間に -
第20回電撃小説大賞における大賞受賞作となった『ゼロから始める魔法の書』(作者:虎走かける、イラスト:しずまよしのり)。
『ゼロの書』を探す魔女ゼロと人間に戻りたい『獣落ち』の傭兵が旅をするファンタジー作品。
2017年4月からアニメが放送し、原作は2017年4月に9巻が発売。
今回は漫画化された『ゼロから始める魔法の書』の1巻から5巻までのネタバレを紹介します。
ネタバレがダメな方はこれより先、ご注意ください。
=====ここからネタバレ=====
巻ごとのあらすじとネタバレをご紹介します。
『ゼロの書』1巻のあらすじとネタバレ
教会暦526年
世界には魔女がいて魔術という学問があった
そして世界はまだ魔法という技術を知らなかった
仕事を求めウェニアス王国に向かう獣落ちの傭兵と
1冊の本と仲間を探している美しき魔女と出会う
1巻ネタバレ
・魔術を使うために獣落ちの首を使うため魔女に狙われていた傭兵(ようへい)は森で魔女のゼロと出会う
・獣落ち=普通の人間から生まれてくる半人半獣
・傭兵はウェニアス王国で仕事を求めて王都プラスタを目指していた
・ゼロは盗まれた本を探しに出て戻らない『十三番』という男を探している
・『教会』にとって魔女狩りとはその力と権威を示すための手段
・魔女狩りが激しいウェニアス王国での一人歩きは危険だと傭兵に護衛を持ち掛ける
・「キミ 吾輩の護衛になれ」(ゼロ)
・他の魔女から助けられ今だ無事であることからもゼロを信用することにした傭兵
・そしてゼロは傭兵を人間に戻せるという
・「ー 戻りたいのか 人間に 」(ゼロ)
・「ー 戻れるのか 人間に 」(傭兵)
・人間に戻してもらうことを条件に血の契りを交わすし魔女・ゼロの護衛をすることになった『傭兵』
・「おれの名前は・・・聞かねえのか?」(傭兵)
・興味がない、名前で呼ぶのは逆らえない下僕のみとゼロ「よろしくな 傭兵」
・傭兵に本の説明をするゼロ
・魔術とは魔法陣を描き呪文を唱え悪魔を呼び出し交渉する
・『本』には呪文のみで魔術を起こす方法が書いてある
・呪文を心の中で唱えるだけで悪魔の力が使えるのが魔法
・「魔術と魔法の違いは『なぜ必要もないのに悪魔を召喚していたのだ?』という話なのだ」ゼロ
・盗まれた本には悪魔を召喚せずとも魔法が使える
・複数の悪魔の名前と能力 呪文と必要な贄(にえ)が書いてある
・魔法は才能があれば誰でも使うことができ5年もあれば習得できてしまう
・『傭兵』の首を狙っていた魔女が木の陰に隠れていたのを狙うゼロ
・『炎縛(フラギス)』で攻撃をしてくる魔女
「狩猟の章ー〈炎縛〉! 承認せよ 我が名はアルバス!」
「却下だ」(ゼロ)
・魔女アルバスの魔法はゼロの「却下」により消される
・「ゼロの書」より学んだというアルバスのそれは自分の魔法だというゼロ
「その本は吾輩が書いた 吾輩がそのゼロだ」
・10年前にウェニアスに魔法を広めて『ゼロの魔術師団』を作った『あの方』の話をするアルバス
・『あの方』は誰も姿を見たことがなく名前も知らないことから『あの方』と呼ぶ
・その『ゼロの魔術師団』と国が戦争を始めたのはひとりの魔女ソレーナが焼き殺されたことにあった
・疫病から村を救おうとしたソレーナを殺され、報復に村を焼き払った『ゼロの魔術師団』
・ソレーナの孫娘が代行者として姿を見せない『あの方』の代わりに統率しているという
・ゼロたちはアルバスの案内で『ゼロの魔術師団』である隠れ家に行くことにする
——1巻ここまで——-
『ゼロの書』2巻のあらすじとネタバレ
アルバスの案内で『ゼロの書』のある『ゼロの魔術師団』の隠れ家に向かうため
途中の町に寄るゼロたち。
隠れ家に着くとそこは襲撃された跡だった。
強制召喚された瞬間移動させられたゼロたち。
そこにいたのはー。
2巻ネタバレ
・ずっと穴ぐらで研究していたゼロは俗世に疎かった
・街を歩くと体を寄せ合っている恋人同士を不思議に思い、傭兵に吾輩と試してみるか?と聞くが断られる
「吾輩は傭兵が好きだからな
吾輩は絶世の美女だぞ?キミだって吾輩の唇に触れたいだろう」(ゼロ)
「そのセリフできれーに萎えた」(傭兵)
・それよりも着替えを買うために金はあるかと傭兵が聞くと両手いっぱいの奇石を出すゼロ
・その中からひとつを換金して服を買い宿に泊まる
・湯あみをしている傭兵のもとにゼロは背中を流してやる
・背中に呪いをかけてやったとはしゃぐゼロ
・そして魔法で傭兵の毛深い体を乾かす
・そこへ狼の獣落ちが三人の女を連れて現れる
・「今日は女どもに全身くまなぁーく洗わせようと思ってんだ」(狼)
・ゼロに気付き、フードをはがし俺も欲しいと言われその場を立ち去ろうとする傭兵
「- 吾輩 不愉快だ」(ゼロ)
・狼に魔法で頭の毛を全部剃ったゼロ
・その後、傭兵は狼の部屋から3人の女たちを逃がした
・魔女の隠れ家がある町ラテットに着いたゼロたち
・活気があるとアルバスから聞いていたが陰気さと何者かの視線から異変を感じたゼロたち
・「様子を見てくる」と顔色悪く走り出すアルバス
・丘の高いところへ行ったアルバスの叫び声「嘘だッ!!!」
・教会に行くと炎が人だけを選んで焼いたような状況が広がっていた
・それをみたゼロはつぶやく
「ー 魔法は・・・ こういう使い方もできるのだな」(ゼロ)
・ゼロは状況から4人の魔女たちが魔術師団の2人を襲撃、その後その4人を別な魔女が襲撃したのだろうと
・異様を感じた傭兵たちは教会の天井に大きな目があることに気付く
これ
「ずいぶん露骨なのぞき見があったものだな」(ゼロ)
・ゼロたちは教会から強制召喚(別な場所に移動)させられる
「吾輩はこれをできる術者を2人しか知らない 1人は吾輩の師匠
そして十三番 - 貴様だ」(ゼロ)
・現れた十三番を見たアルバスは十三番は国王側の魔術師だという
・戦争が始まったばかりの頃、ゼロの魔術師団を国王の目の前で大量に殺し信頼を得た
・アルバスの説明にたやすく『ゼロ』を口にするなと威嚇する十三番と傭兵を傷つけるなと怒るゼロが一触即発の状態に。
・案じた傭兵が食事の時間だとゼロの気を引き、その後王城で食事を共にする十三番とゼロたち
・食事しながらも口論する十三番とゼロに「おまえら その・・・友人・・・なんだよな?」と聞く傭兵
「同胞だ」(ゼロ 十三番)
「あー・・つまり敵ではないんだな」(傭兵)
・十三番は本を探す協力を王に求め、今だ本の奪還には至っていなかった
・十三番とゼロ を残し穴ぐらに暮らす魔女たちを『あの方』は殺しゼロが書いた本は奪われた
・魔女は悪だという世の中に役立つ技術を生み出せば魔女は受け入れられると思ったゼロ
「みんな 喜ぶだろうと思ったんだ」(ゼロ)
・十三番にこの本は世界を滅ぼすと言われたが惜しんで本を焼くことができなかったゼロ
「吾輩はー 愚かだった」(ゼロ)
——2巻ここまで——-
『ゼロの書』3巻のあらすじとネタバレ
十三番と再会することができたゼロ。
十三番は従わないアルバスを閉じ込め、傭兵にゼロに殺されたくなければ城からでるように言われる。
自分を恐れている傭兵にゼロは別れを告げる。
ひとりになった傭兵はソーレナの孫娘を知る街であった『獣落ち』と再会する。
3巻ネタバレ
・十三番に従わなければ火刑にするとアルバスは牢に閉じ込められる
・傭兵はは十三番に呼び出され魔法も魔術も打ち消せる瓶を渡される
・ゼロにとって傭兵は「珍しい家畜と同じだ」と言われ、迷う傭兵
・「つまりー こういうことだ 今すぐこの城を出ろ」(十三番)
・十三番に言われるまま傭兵が城を出ようとしたとき、目の前にゼロが現れる
・傭兵の様子から十三番にたぶらかされたことを知ったゼロは傭兵の目を覚ます
・「言葉とは小さな疑いを膨らませるにすぎない」と十三番の言葉を信じた傭兵を責めるゼロ
・「契約はしまいだ - さらばだ傭兵 それなりに楽しかった」(ゼロ)
・ゼロと別れた傭兵はそれまでのゼロに思いを馳せる
・仲間が死んでひとり10年間、十三番の帰りを待ちながら誰とも会話しない孤独さはどれほどだったろう
・そこに湯あみの時にゼロに毛を剃られた犬面の狼が復讐しにやってきた
・傭兵を挟んで後ろから放たれた魔術は傭兵を通り越し犬面の狼に刺さる
・「なんで?! 倒れない!」(魔女)
・魔女を捕まえ逃がしてやるが犬面の狼も「ソーレナの孫娘を探さなければならない」と助けを求めてきた
・城の正騎士であったが追われ行き倒れていたところを魔女ソーレナに拾われ
・お嬢さん(孫娘)の護衛をするかわりに獣落ちにしてもらったという
・ソーレナの孫娘に会えば『ゼロの書』にたどり着くかもしれない
・それを持ってゼロに会いに行ったら・・・と考える傭兵
・狼から傭兵の体からお嬢さんの匂いがすると一緒に捜すことにした
・だが翌日、魔女が処刑されると聞き、十三番に従わないアルバスが処刑されるのではと様子を見に行く傭兵
・処刑場ではアルバスが縛りつけられていた
・その様子を傭兵と見ていた狼は匂いからアルバスがソーレナの孫娘であることに気付く
・「・・・お嬢さん」(狼)
・狼と傭兵でアルバスを助け出すが兵が弓を引こうとする
・「よせ 狙うな! ゼロに当たる!」(十三番)
・逃げ切った傭兵たちは洞窟にいた
・身を守るため男のフリをしてソーレナの孫娘であることを隠していたアルバスはそれまでの事情を話す
・目的のためならウェニアスの魔女が全員死んでもいいと思っている十三番には従えなかったというアルバス
・「魔法なんざ なくなっちまえば 一番簡単なんだろうがな」(傭兵)
・「できるよ!!魔女を殺さなくても魔法をなくす事!」(アルバス)
——3巻ここまで——-
『ゼロの書』4巻のあらすじとネタバレ
魔法が使えなくなる方法があるとアルバス。
傭兵は十三番のもとからゼロを助けに行く。
十三番に気付かれ、ゼロと十三番が戦う。
十三番の目的はー。
4巻ネタバレ
・ウェニアスの魔女に対して魔法の使用を却下すれば『ゼロの書』の魔法は使えなくなるとアルバス
・ウェ二アス全体をひとつの魔法陣のようにして結界を張り、ゼロにこの地での魔法を却下する宣言をしてもらう
・アルバスはそういってホルデム(狼)とともに結界の準備に行った
・傭兵は塔の上にいるゼロを助けに向かう
・塔をよじ登りゼロの元に着くが「何しに来た」とゼロに言われてしまう
・魔女が嫌いで吾輩を恐れるから逃がしてやったのに、と泣くゼロ
「何が望みだ?何が欲しい 吾輩が君に何を与えられる・・・?
なんだってくれてやる・・・!
だからもう二度と 吾輩から離れるな・・・! 」
・十三番の罠について傭兵が聞こうとしたとき、再び十三番に強制召喚される
・十三番は傷を追っているゼロに静かにしていろと魔封じの結界が張られている中に閉じ込められる
・傭兵は十三番の持っている杖にある赤い宝石と『ゼロの魔術師団』 の赤い宝石が同じであることに気付く
・十三番は名も姿も明かさない『あの方』としてこの国に魔法を広め『ゼロの魔術師団』を扇動して反乱を起こさせた
・十三番はゼロが夢見たみなが便利に楽しく暮らせる国を作りたかった
・すべては魔女の平和のため、そしてゼロの幸福のために
・「今こそその国を作る時だゼロ もうすぐ全てが終わる」(十三番)
・傭兵は十三番に城からでる時にもらった瓶を投げつける
「確かに返したぜ お前がくれた魔法薬」(傭兵)
・瓶はゼロのいる魔法陣で割れ魔封じは解けた
・ゼロと十三番は魔術で対決するがゼロの強さで十三番が死にそうになるのを傭兵が助ける
・ゼロじゃなく十三番を守って、今度こそ死んでしまうのかと思った傭兵だったが無事だった
・その代わりに倒れるゼロ
・「まだわからないか!ゼロは貴様のケガを肩代わりしている!」(十三番)
・湯あみの時にゼロに背中を洗ってもらったときのことを思い出す傭兵
・十三番がゼロに当たると弓を止めたのも自分は無傷で狼にささったのもー そうだったのか、と
・そして十三番の読んだ魔術はゼロがわざと誤記したものであり、ゼロが自分を守るためのモノであった
・「吾輩はゼロの書の始末をつけようと思う 十三番 - 貴様はどうする?」(ゼロ)
・「ウェ二アスをとろうと思ったのはゼロのためだった - すべてはお前の望む通りに」(十三番)
——4巻ここまで——-
『ゼロの書』5巻のあらすじとネタバレ
十三番はゼロのための行動だったことから、魔法をなくす協力をする。
高位の悪魔を召喚するため、獣落ちの首が必要になり傭兵は身体を貸すことに。
大きな魔力を使ったことでゼロは傭兵を人間に戻すことが出来なくなったというー。
5巻ネタバレ
・ゼロたちの味方となった十三番
・アルバスの身につけている『ゼロの魔術師団 』の宝石から十三番の杖にある宝石を通して動向を知ることが出来ていた
・アルバスが魔女たちに殺されそうになっているのを十三番が察知し、皆で救出に向かう
・敵だったはずの十三番に助けられ差し出された手に戸惑うアルバス
「私が『ゼロの魔術師団の創始者
- つまり貴様らの言う『あの方』だ 」(十三番)
・十三番によって魔法が広められ、はぐれ魔術師が生まれるように仕組んだ
・はぐれ魔術師が魔法実験で疫病をおこし、疫病から村人たちを救うためにソ―レナが魔術を使い
・そして村人たちはソ―レナが原因だと殺してしまう
・その報復に村を焼いた『ゼロの魔術師団 』
・十三番にはソ―レナを救うことができなかったことを後悔していた
「ソーレナの直系であるおまえには 私を憎み私を殺す理(ことわり)がある
だから どうか頼む 今だけは私のしでかした過ちを 正す機会を与えてほしい 」(十三番)
・ソ―レナの孫娘が十三番によって火刑にされそうになったことから十三番を狙う『ゼロの魔術師団 』たち
・『ゼロの魔術師団 』たち は『あの方』と血判状で契約している以上、十三番に攻撃をすることは消滅を意味する
・魔法を消すことで魔女たち、国を守ろうと十三番が魔法陣を書き、詠月の魔女であるアルバスが支配
・高位の悪魔を召喚するために獣の戦士の首がいると十三番
・ゼロは首ではなく傭兵の身体だけで悪魔と交渉するという
「吾輩は泥闇の魔女であり 幼少の頃に悪魔に乞われ
贄(にえ)もなく悪魔と契約を交わした稀代の天才だ」(ゼロ)
・ゼロの却下によってウェ二アスでは魔法が使えなくなった
・だが一部の魔女たちは結界の外では魔法が使えることを知り、また生み出そうとする者もいた
・他の国でウェ二アス と同じことが起きるのを防ぐためアルバスは『討伐部隊』を教育することにする
「結局 十三番の目論見通り 世界初の魔術師国家が生まれることになるな」(ゼロ)
・十三番は悪の象徴で火刑にされる演出をしアルバスが正義の魔術師として討ったという筋書き
「なるほど・・共通の敵を作って 共存の演出か」(傭兵)
・本も取り戻したがひとつ問題がある、とゼロ
・魔力を使いすぎて傭兵を人間に戻せなくなったと。
・魔力が戻る時間も「わからないな」(ゼロ)
・そして次の旅に出る護衛をしてほしいというゼロにニヤける傭兵
・十三番は穴ぐらに戻り、アルバスたちとも別れたゼロたち
・十三番と別れたことを気にする傭兵「惚れてたんだろ?おまえ 十三番に」
「何か勘違いしているようだが 傭兵
十三番は吾輩の兄だ」(ゼロ)
・そんなこと聞いてないという傭兵に『同胞』であると言ったと主張するゼロ
・同胞=同じ腹から生まれた関係、兄弟姉妹という意味もある
・魔女は嫌いだと変わらずにいう傭兵に下僕にしてやるから名前を教えろというゼロ
「吾輩のものになるのは嫌か」(ゼロ)
「どうせ もう おまえの傭兵だろうがよ」(傭兵)
・ゼロが魔女でなければ
俺が獣落ちでなければ
出会ったとしても 道はすぐに離れただろう
だからこそ 俺はゼロを魔女と呼び・・・
ゼロは俺を傭兵と呼ぶ -
5巻終わり
=====ネタバレここまで=====
味方か敵なのかわからなかった十三番は実は妹(ゼロ)想いのお兄さんでしたね。
そしていつか傭兵はゼロによって人間の姿に戻るのでしょうか。
何となくゼロが傭兵と一緒にいたいがためにわざと魔力が戻るのかわからないと言っている気もしますが・・・。
続きが楽しみですね。
ぜひ本書を手に取って楽しんでください。
まとめ
ゼロと傭兵の次の旅はどこになるのでしょうか。
原作の小説でキャラの細かな心情を楽しむのもいいですね。
以上、『【漫画】ゼロから始める魔法の書の1巻から5巻までのネタバレ』でした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
ゼロから始める魔法の書の感想を下のコメント欄から教えてもらえると嬉しいです。
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